休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ワンダーウーマン』

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20180216(了)
映画『ワンダーウーマン Wonder Woman 
  パティ・ジェンキンズ監督//ガル・ギャドット/クリス・パイン/
  ロビン・ライト/ダニー・ヒューストン/デイヴィッド・シューリス
  音楽:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ
  2017年/米映/141分
  <★★★△>

昔、こういうのがあったんだよね。というか、あったような気は確かにする。
でも、混同している気もする。‘アマゾネス’とかいうの。
解説によれば・・・
  DCコミックスが生んだ女性ヒーローで、「バットマン vs スーパーマン 
  ジャスティスの誕生」でスクリーンに初登場した
とある。
生物学的にはおかしくもなんともない、雌だけの世界。
しかしこの映画はギリシャ神話の神々の世界を持ち込んでいるらしいことと、
第一次世界大戦まっただなかというとんでもない設定が加わっている。
イギリスのスパイがドイツ軍に追われて、アマゾネスの世界にひょっこり入
ってきてしまう。
やんちゃな女王の娘が強い戦士に成長してゆくのが始めに描かれ、上記
スパイが入り込んで来たことで動き始めたストーリーでもって、戦争を止め
させるべく女の世界の島から飛び出す。戻れなくなることも承知で。アレス
という人間を見下げている軍神のような奴を倒せば戦争は終わると信じて。
どう見たって、アマゾネスたちは全員男の視線用の格好をしているという
のに、意外に評判がよかったのは、なんとなくわかりました。
大真面目に悲惨に描かれる戦争の世界に入り込むのだから、プリンス・ダ
イアナのショックは一通りでない。それはファンタジーとして描かれないもの
だから、神々の世界とはミスマッチで徹底的に奇妙。なのに、大まじめの延
長線上で描かれ続ける。これでは戦争自体のことを避けて通れない。
でももう女の島には戻れないので、どうなるんだろうと思ったら、、、
実写版のシンデレラをちょっと思い出しました。
今も‘ロンドン’在住らしいじゃないか・・・

(上手く書けないです。そんなに書きたいことがない、ということなんだな)
音楽は、ハンス・ジマー配下と思しいハリー・グレグソン=ウィリアムズと関
係ある方でしょうね。
駆け出しというわけでもなく、シンセのズーンと響くものから弦の分厚く心
地よい和音までいろいろな引き出しを聴かせてくれはしたのですが、特色
はあまり感じませんでした。