休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

チリのギター音楽集

20171205(了)
チリのギター音楽集
ハビエル・コントレラス(1983~):
 ①エウクリディカ〔アクエカーダの歌〕 (2006) 4:21
ホラシオ・サリナス(1951~):
 ②クリスタリーノ〔組曲「欠けた時間」 第4曲〕(1987) 5:42
アントニオ・レストゥッチ(1956~):
 ③替わるもの(2000) 4:01
 ④樫の木(2000) 3:31
 ⑤天人花(2000) 2:43
フアン・アントニオ・サンチェス(1965~): 
 ⑥チロエティカ(1998) 4:49
ハビエル・コントレラス(1983~):
 ⑦帰還の歌(2005) 3:23
 ⑧感覚と理由〔‘ヴィクトル・ハラへのオマージュ’〕(2006) 4:46
 ⑨私の母親の歌(2003) 2:57
ヴィオレッタ・パラ(1917-1967):
 ⑩~⑭5つの古い歌(1961) 15:43
フアン・アントニオ・サンチェス(1965~): 
 ⑮~⑱ギター・ソナタヴィオレタ・パッラへのオマージュ」(2004)  14:00
 ⑲別れの歌(1999) 4:08
 ギター;José Antonio ESCOBAR
 録音:2006年8月、カナダ、オンタリオ、ニューマーケット、John Chrysostom Church
                                        Tot.70:43
 CD/ⓒ&Ⓟ 2008 Naxos/輸入/中古
 <★★★★>

イメージ 1

(帯紹介文) よほどの音楽好き、またはギター好きでも、ここに収録された
作品を耳にすることはなかなか難しいのではないでしょうか。チリの現代
作曲家たちによる様々な作品のなんと多彩で楽しいこと!
情熱的で複雑なリズム、既存のスタイルを打破した独創的な音、これらが
収束した「新しい音」の噴出です。若き名手エスコバルの妙技には全く聴
き惚れるしかありません。
その通りですね。
①メロディが親しみやすい
②濃厚な叙情
 フラメンコふう、きらびやかなテクニック ④夢見る歌謡調
⑤フラメンコ調に戻って
⑥宙吊りふうな憂鬱感
⑦調性がどんどん変わっていく感じで、ちょっと不思議な感覚
⑮-⑱どこか尖がった感じがあり、⑥の憂鬱感にも似る。ギターの腹を叩く
 のもそう。
⑩-⑭だけが、練習曲ふうで単調、好きにはなれません。(女性かな?)
このCDを聴いて、「ウム、チリのギターの感じが掴めたぞ!」なんてことは
ないと思います。
ギターのことはまるで詳しくないけれど、ここでの音楽は、聴いたことがあ
るようなないような、つまり、そう目新しい感じじゃない。
でも、南米の音ではありますかね。
誰一人知らない作曲家。その生年を見ると、皆現代だものね、もっと尖が
った音楽であってもかまわないのに、そんな感じはほとんどない。
といって、もの足りなくもない。
紹介文の通りで、むしろ聴き惚れる。大当たり。
このギタリストの技量や解釈もきっと利いている。
トローバのギター協奏曲はもう手に入って鑑賞済み。いまギター音楽でリス
トアップしてあるのは、ヘンツェとヴィラ=ロボスぐらいだったかな。あとは、こ
れと同じようなシリーズで南米コロンビアのものを選んでいたかもしれない。
カステルヌオーヴォ・テデスコもまだギタ―ものは聴いていない。



  
  本年もよろしく。
  自分のほうは、体調も精神状態もまずまず落ち着いていますので、のん
  びり続けて行けると思います。オフクロのほうはどうでしょうかねぇ、いつ
  まで頑張ってくれるのかよくわかりません。
  
  昨年末のメモが結構残ってます。
  それを弄りながらのスタートになります。