| ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のお勉強ふうに観てみることにしました。 |
| カナダの方なのね。これがハリウッドデビュー作なんだって。 |
| と、えらそうに書き出しましたが、何かの解説文の記憶です。 |
| 「灼熱の魂」と「ボーダーライン」は観ていて、次には「メッセージ」と |
| 「ブレード・ランナー2049」というのを予定。ハハハ。ということで・・・ |
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| 寒そうなところなんで、ニュージャージー州とかだろうか。 |
| 友達付き合いしている白人と黒人の核家族の、それぞれの6‐7歳の |
| 娘が同時に誘拐され、娘と犯人の捜索が始まる。田舎町で刑事は少 |
| なく、所長には熱意がない。 |
| 進捗しない捜索に業を煮やした父親(白人のほう)が容疑者かもしれ |
| ない、ちょっと障害を持っていそうな無口な青年をとらえて監禁すると |
| いう過激な行動に出てしまう。 |
| それ以上はネタバレになるので書けません。 |
| 両家族と、捜索にどっぷり嵌ってゆく刑事一人のほかにはさほど多く |
| の関係者は出てこない。で、あとはフーダニット、ハウダニットの普通 |
| のミステリなんだけれど、演技や演出・撮影が濃密に煮詰まり、迫力 |
| を生んでいる。 |
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| 手から超合金の爪が生えてきそうな憤怒の白人の父役ジャックマン、 |
| とても素敵で上手なその妻役マリア・ベロ(ちょっとファンなのです)、 |
| こういう少し気の弱い感じの役が珍しい黒人の父役テレンス・ハワー |
| ド、今や名優の仲間入りをしているかもしれないその妻役ヴィオラ・デ |
| イヴィスの4人が激しい芝居なら、疲れても頑張る刑事役、超売れっ |
| 子のギレンホールは、あの大きい目をぎょろつかせつつの抑えた演 |
| 技でバランスを取っているふう。それでもって最初の重要参考人役の、 |
| いつ見てもへんてこりんなキャラのポール・ダノ(あの声!)。 |
| すべてが一見リアルなようで、実はお芝居っぽいなぁーというかんじで |
| した。 |
| それと、推理上よくわからんところがありました。 |