なんじゃこれは! |
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(WIKIから); |
1980年代の冬のモスクワが舞台。「ヴォーヴァおじさん」ことマシコフと「ヴァ |
イオリン弾き」のグルジア人学生ゲデヴァンは、異星人を名乗る裸足の男の |
持つテレポート装置によって、キン・ザ・ザ星雲の砂漠の惑星プリュクに飛 |
ばされてしまう。地球へ帰るための2人の長い旅が始まった。 |
星の住民は地球人と同じ姿をしており、見かけによらぬハイテク技術と、地 |
球人類を風刺したかの様な野蛮な文化を持っていた。彼らはテレパシーが |
使え、通常の話し言葉は「クー」と「キュー」のみで、後者は罵倒語、前者が |
それ以外を表す。しかし彼らはすぐにロシア語を理解し、使うことができる。 |
社会はチャトル人とパッツ人という2つの人種に分かれており、支配者であ |
るチャトル人に対して被支配者であるパッツ人は儀礼に従わなければなら |
ない。両者の違いは肉眼では判別できず、識別器を使って区別する。 |
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上記WIKIの解説なんか、何の役にも立っていないからご安心あれ。 |
学生時代なら結構喜んだだろうね。いや、怒りまくったかも。 |
おかしな挨拶、威張った警官たち、高価な通貨であるマッチ棒・・・ |
さあ二人は地球に戻れるのか、というわけだけれど、お話はどう転がって |
いくのか全く分からない。 |
とにかく意味不明なことの連続で、意味を考える気が失せた状態で観続 |
けることになる。 |
ソ連をディストピア的に、寓意的に、描いているらしいが、よくよく観ないと |
わかりにくいんだそうな。だから検閲も免れたとか。ウーン・・・ |
よく観てればわかったんだろうか。一回しか観なかったワタシにはとんとわ |
からなかった。 |
いまだにカルト的な人気があるのは、その寓意のせいか、脱力するしかな |
いおかしなギャグまがいのすっとぼけた表現のせいか。 |
多分どちらもなんでしょう。 |
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セットは1986年製とすればチープだけれど、当然わかって~象徴的に~ |
やっているわけで、これがけっこう楽しい。あるいは現代人にはそれがす |
べてかも。 |
途中で、ストーリーなんかどうでもよくなる(・・・と言ってもいいと思う)。 |
この寓意が理解できなくてなんだというんだ! |
でも、、、135分はちょっと長かった。
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