| カルミーニョ ジョビンを歌う・・・という意味ですよね。 |
|
| こうしてすぐに気に入ったものは、飽きが来るのも早いのが通例なんだ |
| けどね、どうだろう。 |
|
| ファドのカルミーニョという歌手がジョビンの名曲を歌う。合うものだろう |
| かと、野次馬ふうに聴いてみた・・・というのもあるにはあるけれど、そ |
| れは後付けで・・・実は、NHK-FMのゴンチチの長寿番組で一曲かかっ |
| た。ひょっとして!と手に入れて何度か聴いているうちに、どの曲がラ |
| ジオでかかったのかわからなくなってしまった。①かなぁ。 |
|
| サンバから生まれたようなボサノヴァ。サンバは、主には明るくて、モー |
| ツアルトのように悲しみが駆け抜けるというような感じだけれど、ボサノ |
| ヴァはそれをソフィスティケイトして、繊細にまろやかに、でも感情表現 |
| はもう少し深く、というような特性かなあ。 |
| 作曲者や作詞者が自分でぼそぼそ歌うことが多く、大声を出すようなこ |
| とはごく少ない。 |
| 違うかもしれないが、ワタシはまあそんなふうなもんだろうと思っている。 |
| で、(ボサノヴァだけじゃないんだが)それをファドの歌手が歌う。 |
| びっくりでした。 |
| 今までなかった(かどうかはわからない、知らないだけかも)のが不思 |
| 議なくらい。チューハイか梅酒かなにかのCMで、意外な食べ物と「合う |
| 合う!」と大げさに叫ぶのがあるけれど、いやもう、嘘だろう!と言いた |
| くなるほど、ファドの圧倒的な歌唱(‘コブシ’とか‘泣き節’にちょっと近 |
| い)が、「少々オーバー、少々大仰」であるにもかかわらず、ものの見事 |
| に嵌っている。 |
| 同じポルトガル語ってのもあるのかもね。 |
|
| ③⑥⑧⑬で、タイプの違うブラジルの歌手と合わせているのもそれぞれ |
|
面白い。⑬はサンバで有名なかたではなかったっけ。
サウンド的にはチェロを加えて、柔らかさと深みを演出している。
|
| チェロはボサノヴァでない曲では特に、カルミーニョさんと対話するかの |
| ように使われて、これもいい。 |
|
|
今のところ飽きは来ない。星の数どおり。
名盤じゃないかなぁ。
|