休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』

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20170830(了)
映画『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』 The BFG
 監督:スティーヴン・スピールバーグ//
     マーク・ライランス/ルビー・バーンヒル
 音楽:ジョン・ウィリアムズ
 2016年/米映/ディズニー/118分/DVDレンタル
 <★★★☆>

続けてお子様用・・・
(映画.com解説から) スピルバーグ監督が、ロアルド・ダールの名作「オ・ヤ
サシ巨人BFG」を映画化したファンタジー。「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミ
ー賞を受賞したマーク・ライランスが演じる心優しい巨人と、孤独な少女の心
温まる友情と奇想天外な冒険を描いた。ロンドンの児童養護施設に暮らす
好奇心旺盛な少女ソフィーは、真夜中に窓から入ってきた巨大な手に持ち、
上げられ「巨人の国」に連れて行かれてしまう。ソフィーを連れ去ったのは、
夜ごと子どもたちに夢を届ける、優しい巨人ビッグ・フレンドリー・ジャイアン
トだった。ひとりぼっちのソフィーは、自分と同じく孤独なBFGと心を通わせて
いく。
残念ながら、孫が来ていたというようなことでもありません。
(これのアップの時点では、その前に孫二人に会ってきましたけどね・・・)
原作があのロアルド・ダールだとは観るまで知りませんでした。
年を取らないという巨人の歴史がよくわからなかったけれど、子供は十分楽
しめると思う。で、きっと、恐がったりはしない。
ワタシなんざ、自慢じゃないが、カーク・ダグラスやシルバーナ・マンガーノな
んかが出ていた『ユリシーズ』を観たとき、一つ目の巨人が出てきたら、恐く
て恐くて、震えあがったもんです。幼稚園に行く前年くらいの年齢だったはず。
古ぼけた映画館の2階は畳敷きになっていて、落っこちないように低めの柵
というか、欄干みたいなのでガードされていた。そこに隠れるようにし、なおか
つ、顔を手のひらで覆って、開いた指の間から見えるモノクロの細い画面を観
おろしていた(そうな)。ものすごくうっすらとだけど覚えてます。具体的な様子
はね、ずっと後年親から聞いた。親には子供のそんな様子が興味深かったん
じゃないかなぁ。
現在のCGとは比較対象にもならないんだけど、あれで十分怖かった。
今の幼稚園児あたりだと、もういろんなアニメやCGなどを見ているだろうから、
あの一つ目の巨人なんかまず恐がったりはしないのだろうな・・・、イヤ、こん
なスムーズでない動きの特撮など見たことないだろうから、ひょっとすると恐が
ってくれるかも・・・
ライランスの体や顔は、他のもっと大きな巨人たち同様、たぶん本人に似せて
CGで作られていたんだよね。(モーションキャプチャーで演じたと書いてある)
英語はロンドンの下町の汚いといっていい言葉なんじゃない?
なんで人間のことをマメというのかと思ったら、どうも、humanbeingsがhuman-
beansになって、ニンゲンマメ、つまり‘マメ’ということ?想像だけど。
綺麗でない感じの“英語”がなんだかとても楽しい。
ジョン・ウィリアムズの音楽は、「ハリー・ポッター」のように曲想の豊かさはあっ
たけれど、あのキラキラした見事なオーケストレーションではなかった。オーケ
ストレーターが違うのか、意図的にキラキラしたものにはしなかったのか、その
辺はわからない。キラキラしていてもいいような内容だろうに。
音楽で(も)鼓舞するようなもの(例えば「ハリー・ポッター」や「スター・ウォー
ズ」のように)ではなかったものの、別途聴き直してみたい気にはなりましたヨ。

    (補)
    ・
    2階の畳敷き(桟敷じゃないでしょ?)でうるさくした記憶もない。
    ミッチャムやウェインの西部劇を見たような記憶がある。
    シェーン!カンバック!なんてぇのもあの柏原の映画館だった気
    がする。

    ・
    そのずーっとずーっと後年・・・
    金沢で、「エイリアン」だとか、「グーニーズ」なんかを子供を全員
    連れて観たはずなんだが、騒がれた記憶はないなあ。でも、あ
    いつら、そんなにおとなしかったっけ。カミサンと交代でトイレに
    連れて行ったりしたのはぼんやり覚えている。