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20170624(了) |
BUD & BIRD/GIL EVANS & THE MONDAY NIGHT ORCHESTRA |
LIVE AT SWEET BASIL |
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(1)BUD AND BIRD 8:45 |
Gil Evans//Solos:C.Hunter(as)/S.Ōno(tp)/H.Bluiett(bs) |
(2)HALF MAN,HALF COOKIE 10:25 |
Bill Evans//Solos:B.Evans(ts)/C.Hunter(as)/J.Coles(tp) |
(3)GATES-ILLUMINATION 17:33 |
Mark Egan//Solos:D.Bargeron(tb)/L.Soloff(tp)/D.Tucker(btb) |
(4)NICARAGUA BLUES |
Tom Malone//Solos:G.Goldstein(syn)/D.Bargeron(tb) (7:39) |
(5)GROOVE FROM THE LOUVRE 21:51 |
John Clark//Solos:J.Clark(fh,hornette)/L.Soloff(tp)/ |
D.Bargeron(tb)/D.Tucker(btb) |
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All Arranged by GIL EVANS |
〈Personnel〉 |
GIL EVANS:piano |
LEW SOLOFF:trumpet |
SHUNZO ŌNO:trumpet |
MILES EVANS:trumpet |
DAVE BARGERON:trombone |
DAVE TUCKER:bass trombone |
JOHN CLARK:french horn,hornette |
CHRIS HUNTER:alto sax,soprano sax,flute |
BILL EVANS:tenor sax,soprano sax,flute |
HAMIET BLUIETT:bariton sax,clarinet,bass clarinet |
PETER LEVIN:synthesizer |
GIL GOLDSTEIN:synthesizer |
HIRAM BULLOCK:guitar |
MARK EGAN:bass |
DANNY GOTLIEB:drums |
〈Special guest〉 |
JOHNNY COLES:flugel horn,trumpet(2) |
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録音:1986年12月、USA、NY、Live at SWEET BASIL |
CD/1987年/ジャズ/EB/キング・レコード/邦盤/中古屋 |
<★★★△>
| ワタクシメのジャズの素養や知識は少なくて偏っている。 | ギル・エバンスは「スケッチ・オブ・スペイン」以外は知らないと言っていい。 | ジャケット写真なら何枚か覚えているけどね。 | 中古屋で見つけた。 | | 凝ったアレンジ。 | バス・トロンボーン、フレンチ・ホルンなんかが独特。 | そしてシンセ。 | 特異なサウンドクリエーター。 | でも、魅力的だったのは、ホルンが入っていないように思える(1)と(2) | かなぁ。 | ホールが小さいせいだろう、奥行きや残響がないのが寂しいけれど、な | かなかどうして、楽しいアルバムでした。 | | もっと古い録音をちょっと聴いてみたくなった。 | あくまで、ちょっと、ね。 | | (1)シンセがちょっと陳腐な時もあったが、そのうち馴染む。途中からコロ | コロ曲調が変わるが、全体にアブストラクトな風味は続く。「ビッチェズ・ブリ | ュー」を思い出した。 | (2)ははじめ、デイヴ・グルーシンのようなサウンドや曲調。というか、そん | な感じのサントラCDを持っている。 | (3)ラロ・シフリンの「燃えよドラゴン」みたいに始まるも、どんどんロック系 | に傾いてゆく感じ。おしまいのほうはアブストラクト。 | (4)普通のジャズ。 | (5)フレンチ・ホルン、前面に出てくるとなんかオカシイ。よく言えば興味深 | いということになるが、違和感なくならないなぁ。それと、hornette って、な | に? 綴りからすると、小ぶりなホルンのことか。 | とにかくホルンは、四六時中顔を出すわけじゃない、アンサンブルの中に | 溶け込んでいて、独特のサウンドの一端を担っている。 | |
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