| (カバー惹句) 脳を理解する近道、それが昆虫だ! |
| ニューロンの数はヒトの100万分の1 |
| そんな小さな脳でなぜこんな行動ができるのか |
| 数キロ離れたところから漂うフェロモンの匂いを頼りにパートナー |
| を見つけ出す昆虫。米粒ほどの小さな脳をもちながら、優れたセ |
| ンサと巧みな行動戦略で、工学者に解けなかった難題をこなす。 |
| そんな昆虫脳のはたらきが、ひとつひとつのニューロンをコンピュ |
| ータ上に再現することで明らかになってきた。 |
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| タイトルにインパクトがあったので読んでみることにしたんだが、易しく書 |
| いてあるようであるものの、研究発表の本という感じ。 |
| 研究目的は「進化によって獲得された脳という情報処理装置をより深く理 |
| 解し、脳を操作し、あるいは新たに脳のような情報処理装置を作るための |
| 基礎技術を整える」こと。そう期待すると書いてある。ちょっと後付け風で |
| オーバーな印象だけれど、まあこれが目的だろう。 |
| 使う動物は、脳が小さく簡単そうな、飛ばないカイコガ。翅は振るわせる |
| のだろうが、ひたすら歩く。 |
| 調べる対象は惹句にもある‘匂いセンサー’と脳と行動の仕組み。 |
| 匂いは、一般的な匂いとフェロモンとで大きく対応がことなり、ここでは特 |
| に後者のフェロモンに絞っている。 |
| その結果をもとに、フェロモンに対応するロボットカイコガをこしらえる。ち |
| いちゃい。センサーと脳自体は機械じゃないので、どうだろ、映画「ロボコ |
| ップ」くらいはロボットという感じでしょうか。脚は車輪。これがやっぱりイン |
| パクトありました。 |
| フェロモンを嗅ぎつけたカイコガが匂い源へたどり着く動きのパターンとい |
| うものがもともとあって、それと同じようにロボットカイコガが動く。脳の指 |
| 示を人工物が正しく受けたということ。 |
| 昆虫はセンサーだらけでその精度がとんでもなく進化した。 |
| それを少しでも解明したことになるんで、すごいんじゃないですか? |
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| こんなことが出来るようになった! |
| なんてワタシ、エラそうに書いてますがね、小冊子と言ってもいいくらいの |
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本なのに、情けなくも、ついてゆくの大変でした。
| (6/16) 明日から明々後日までちょっと遠出するので、夜のうちに | | 一つアップしておくことにしました。もう日が変わってます・・・ |
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