休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ナショジオ日本版 2017年3月号

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20170407(了)
ナショナルジオグラフィック日本版 2017年3月号 
【特集】
①バイキング 大海の覇者の素顔
   かつて北の海で活躍したバイキング。女性リーダーの遺体
   や美しい装飾品、幅広い交易の証拠など、“野蛮な海賊”の
   イメージを覆す発見が相次いでいる。
    ■特製付録:バイキングの足跡/荒波を越えた船
②樹木のパワー
   どんな木にも物語がある。若き日のニュートンが目にしたリ
   ンゴの木や、「9.11」の惨禍を生き延びた木、何千年も生き
   続ける長命な木…。木は私たち人間にひらめきを与え、傷
   ついた心を癒やしてくれる。
ウズベキスタン 底知れない洞窟へ
   世界一深い洞窟を探して、中央アジアの険しい山岳地帯へ。
   ロッククライミングの末にようやくたどり着いた洞窟は、地下
   のどこまで続いているのか。
④“自撮り”で脚光 クロザルの現実
   インドネシアスラウェシ島に生息するクロザル。自撮り写
   真で人気者となったが、とぼけた表情とは裏腹に、彼らを
   取り巻く現実は厳しい。
南シナ海 枯渇する水産資源
   沿岸の国々の主張が重なり合う南シナ海。領有権争いで
   乱獲に拍車がかかり、世界屈指の豊かな漁場が崩壊の
   危機に直面している。
⑥メガシティー 大都会の街角
   現在、人類の半数以上が都市部に暮らしている。人口が
   1000万人を超し、巨大なエネルギーが渦巻く「メガシティ
   ー」を、オランダ人写真家が撮影した。
 
 【コラム】
●VISIONS 世界を見る
●写真は語る : 「銀板に刻む 核の記憶」(新井 卓)
●撮っておきの瞬間
●EXPLORE 探求のトビラ
 「巨大な船のエレベーター」
 「子どもたちの視野を広げるAR技術」
 「デジタル技術で古文書を復元」
 「動物たちの多彩な知恵」
 「シラミ除去に使った古い櫛」
●生命をつなぐ「モリガエルの卵を守る泡のゆりかご」
●読者の声
●もっと、ナショジオ
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年 高野山の静寂を守る杉木立」
※今月の表紙; バイキングの首領が戦士たちを率いて戦いに
   臨む。彼がかぶっているのは、これまでに見つかっている
   唯一のバイキング時代の鉄製の兜(かぶと)を基に描かれ
   たもの。年代は10世紀後半だ。

―感想―
ヴァイキングの行動範囲にはちょっとびっくり。
付録でよくわかる。これは教材もの!!!
主に西と東のヴァイキングがいて、西のは海沿いが大半で、地中海
黒海にまで達し、一部はアメリカ大陸にも行ったらしい。ニューファ
ンドランドあたり。
東のは、これがスゴイ、大河に沿って、内陸奥まで達していて、ロシ
アのみならず中央アジアにまで迫っている。
もとは農民だったのが相当に‘暴力的’に広がって、入植もした。
貴金属など、いろんなものが残されている。奴隷制なんてものも。解
明が進んでいて、ヴァイキングの血を引くという人も多いのだろう、知
らずにね。
面白かった。
ドラゴンが飛ぶ架空の中世ヨーロッパの世界、裸とグロい表現が過
激な、しかし極めて寓意に満ちたTVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ
を連想した。(慌ててはいないが、続きが見たい・・・)
癒しや何かの象徴や神性などにはとんと興味はありませんが、理解
はできなくもないですね。
植物や微生物等は、人類なんかより進化が進んだ状態といえる気が
することがあるので。
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地面の穴ぼこや割れ目は、ある種の人間の冒険心をくすぐってやま
ないようですな。冒険できるところが減ったということでしょうか。
ネコが細いところに潜り込みたがるのとは、違うみたい。
この猿のことは知らなかった。
“自撮り”するんだから、人に近づけるわけだし頭もいいんだな。
とにかく顔がおかしい。どうも誰ぞに似ている気がしてしまう。
例によって絶滅が危惧されているという話。
スラウェシというと、ワタシなどセレベスという名で覚えている。「斤」
の字に似た形のインドネシアの島。
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領有権争いと漁業の話。
争いなんぞになっていなくて、このまま放置すれば、中国の実効支
配は完成し、漁業は壊滅する。
世界の大統領ではなくアメリカの大統領になったんだよというトラン
プさん、今日(4/7)のニュースで、化学兵器使用にたまらずシリアの
政府軍を突如空爆した。アメリカの大統領としてロシアとどんな話を
するんだろうと世界中が固唾を飲んでいるところだが・・・
この南シナ海のこと、海洋基地レベルの?ことでは、なんだか手を
出してきそうもない。いわんや海洋資源問題においてをや・・・
人口が都市に集中していること、さらにメガロシティーにはさらに、と
いうようなこと。大事な問題提起になっていそうで、なっていない。