休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

オスカー・ピーターソン/Eight Classic Albums 2-1

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20170331(了)
オスカー・ピーターソン
OSCAR PETERSON/EIGHT CLASSIC ALBUMS(4CD)
                (2-1)
Disc1)
 〈1〉THE JAZZ SOUL OF OSCAR PETERSON(1959)
    ①~⑤
 〈2〉PLAYS THE DUKE ELLINGTON SONG BOOK(1959)
    ⑥~⑰
    <★★★★>
Disc2)
 〈3〉PLAYS THE GEORGE GERSHWIN SONGBOOK(1959)
    ①~⑫
 〈4〉PLAYS THE HAROLD ARLEN SONGBOOK(1959)
    ⑬~㉔
    <★★★☆~★★★★>

    OSCAR PETERSON(p)/
    RAY BROWN(b)/ED THIGPEN(ds)
     2011年/CD/4枚組/ジャズ/REAL GONE/輸入

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去年、このシリーズの№2を聴きました。
LP8枚分。全部1959年に出た物なんだ。そんな出し方できるんかいな。
これの第2集のほうを見ると、同年のものが一つ含まれていた。精力的
とかいう以上に録音していたんだ。すべてスタジオ録音。
ざぁーっと職場で音量を落として(ラジカセで)流したのが始め。まぁちゃ
んと聴けているとは言えないけれど、とりあえずの印象としては「金太
郎飴」。
徐々に聴き直す。初めて聴くものばかり。音よし。(アルバムごとで音の
レベルが違っていたりするが、そう問題でもないでしょう。じゃない?)
Disc1)
(1) たった5曲のアルバム。一曲づつが長いからだろう、さまざまに工
夫が凝らされて素晴らしい。
出だしは非常にノリのいい①。それに続く②は有名曲の「コン・アルマ」
で、テクニックの万華鏡! ④は(Leo Delibes)とある。つまり「シルヴィ
ア」や「コッペリア」などのバレエの作曲家ドリーブの曲。こんなのあるん
やね。音の散らし方が実に美しい、などなど。
傑作アルバムではないか。
(2)から(6)まではソング・ブック。(7)もまあそれに近い。
で、(2)はエリントン。このセンスいっぱいのくつろぎ具合は最高。
この調子があとLP6枚分続くといいんだがなあ。
で、ゆっくり聴かせていただくけれど、鑑賞記はさっと行こう、さっと。
Disc2)
(3)しっとりした出だしからもう引き込まれる。大半がスローな曲。惜し
いかな一曲一曲がみな短い。
ガーシュインの曲がいかにジャズのスタンダード・ナンバーとして適し
ているか、なんてばかばかしいことを考えました。
4枚目の(7)だってガーシュインなわけで・・・‘SUMMERTIME’ともう一
曲が重複している。演奏は全く別。
(4)ハロルド・アーレン。ミドルテンポが多い。
乗りがいまいちなのだろうか、(2)や(3)と比べると若干平凡というか、
古めかしい仕上げで普通の出来。例えば陰りは少しほしい!
⑭とか⑳とか㉑、結局知っている曲になるけれど、これらはグッド。