去年、このシリーズの№2を聴きました。 |
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LP8枚分。全部1959年に出た物なんだ。そんな出し方できるんかいな。 |
これの第2集のほうを見ると、同年のものが一つ含まれていた。精力的 |
とかいう以上に録音していたんだ。すべてスタジオ録音。 |
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ざぁーっと職場で音量を落として(ラジカセで)流したのが始め。まぁちゃ |
んと聴けているとは言えないけれど、とりあえずの印象としては「金太 |
郎飴」。 |
徐々に聴き直す。初めて聴くものばかり。音よし。(アルバムごとで音の |
レベルが違っていたりするが、そう問題でもないでしょう。じゃない?) |
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Disc1) |
(1) たった5曲のアルバム。一曲づつが長いからだろう、さまざまに工 |
夫が凝らされて素晴らしい。 |
出だしは非常にノリのいい①。それに続く②は有名曲の「コン・アルマ」 |
で、テクニックの万華鏡! ④は(Leo Delibes)とある。つまり「シルヴィ |
ア」や「コッペリア」などのバレエの作曲家ドリーブの曲。こんなのあるん |
やね。音の散らし方が実に美しい、などなど。 |
傑作アルバムではないか。 |
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(2)から(6)まではソング・ブック。(7)もまあそれに近い。 |
で、(2)はエリントン。このセンスいっぱいのくつろぎ具合は最高。 |
この調子があとLP6枚分続くといいんだがなあ。 |
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で、ゆっくり聴かせていただくけれど、鑑賞記はさっと行こう、さっと。 |
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Disc2) |
(3)しっとりした出だしからもう引き込まれる。大半がスローな曲。惜し |
いかな一曲一曲がみな短い。 |
ガーシュインの曲がいかにジャズのスタンダード・ナンバーとして適し |
ているか、なんてばかばかしいことを考えました。 |
4枚目の(7)だってガーシュインなわけで・・・‘SUMMERTIME’ともう一 |
曲が重複している。演奏は全く別。 |
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(4)ハロルド・アーレン。ミドルテンポが多い。 |
乗りがいまいちなのだろうか、(2)や(3)と比べると若干平凡というか、 |
古めかしい仕上げで普通の出来。例えば陰りは少しほしい! |
⑭とか⑳とか㉑、結局知っている曲になるけれど、これらはグッド。 |