休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

テレビドラマ ふたつ

3/5(日)
教会お休みのオフクロに、桜餅とヨモギ餅をもっていった。
太り気味だそうだ。
カミサンと時々観ているテレビドラマ。ちょっとメモっておこうと・・・
ゲーム・オブ・スローンズ  シーズン5まで観終わってたぶんあと1
シーズンだが、当方が休憩中。歴史SF。
ヨーロッパの中世ごろをイメージさせるが、完全に想像上の世界で、まあ
行ってみれば南はモロッコあたりの北アフリカから、北はスコットランド
アイスランド、場合によってはグリーンランドの一部まで含むといったよう
な世界をくっつけた感じ。環境は砂漠から極寒の地まで揃っている。
覇権争いの戦争に明け暮れていて、それがタイトルになっている。騎士
道、魑魅魍魎、妖術、宗教、そしてなんとドラゴンまで出てくる。
そこまでならお子様用みたいだが、エロ、グロの表現がひとかたならず
過激なもんだから、子供には観せないほうがいいかも。
どんなふうに終わるんだろう、想像がつかない。
撮影/映像がスゴイ。ゲスト出演も結構豪華。テレビではもったいないほ
ど。(と、この感覚自体が古いので、映画――一口に言えるわけでもない
が――のほうの衰退はとうの昔から始まっているわけだろうね。)
出てくるキャラクターはすべてたいそう濃く、欲望まみれ。その中では小
人俳優(ピーター・ディンクレイジ)が演じるキャラが、壊れそうで壊れない
まともな神経の持ち主の役で、もっとも感情移入しやすい。暗い目つきも
よろしい。生き延びてほしいというか、気になるなぁ。
長いストーリー物はこういうふうになるんで敬遠してしまう。スピーディな
一話完結がいい。カミサンの好みなのだからしょうがないけど。
その前に・・・
「パーソン・オブ・インタレスト」もあと1シーズン。先に観終わりそう。
こっちはワタシが選んで観始めたもの。
近未来と言っていいのかどうか、もうそうなっているんじゃないかとも思え
る‘監視社会’を描く。近未来SF。
開発された‘システム’は、テロを未然に防ぐためにその芽を摘むという目
的であったが、細かい犯罪はその為スルーされる。そらアカンヤロ!って
んで、開発者が中心になって小グループが非公式に犯罪を食い止めよう
とする、それが始まり。
犯罪を未然に防ぐために起きる色々なことがエピソードになっていて、一
応一話完結っぽくなっていた。
ところが、徐々に別のシステムが台頭して来る。同じようなことをするのだ
が、こちらはつまるところ人間は付け足しで機械に世界を管理させようとい
う極論の方向。この考え方はもちろん完全に行き過ぎなんだが、この先そ
れが当たり前にならないとは限らないという予想もあり得る。
この後出勢力がどんどん力を拡大し、手が付けられなくなってくる。気が付
けばこちらが底流から表のストーリーに変わってしまっている。
事件を未然に防ぐ仕事は続くものの、その事件も、この人類にとって危険
極まりない‘新システム’にたびたび陰で操作されるに及んで、前の良心
的(?)システムはいよいよ劣勢になってくる。
まさに‛現代的’なネタなんだけれどねぇ、制作側もくたびれて来たみたい。
これもあと1シーズン。
 ・・・ ・・・ ・・・
三谷幸喜さんが『ブレイキング・バッド』が面白いと書いてたんだった。
次はこのへんか。全部旧作だろ?

庭の梅
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