2017-02-27 映画『ハドソン川の奇跡』 映画鑑賞 #洋画 20170221(了)映画『ハドソン川の奇跡』 SULLY 監督:クリント・イーストウッド//トム・ハンクス/アーロン・エッカート/ ローラ・リニー 2016年/米映/96分/DVD/レンタル <★★★☆> 日本での世評が高くてね、観てみたくなって「新作」から借りました。 まだ記憶に新しい事件を映画化する以上は、こっちの勝手な想像だが、作る側にも強い動機があったんだろう。だって、クリント・イーストウッド。今や巨匠の域の監督。何を描くか決めて、決めた以上はできるだけ余計なものを挟みこまずに、まるで‛一筆書きのように’さらっと描く。 そんな感じで描かれるあの事件・・・ サリー機長が公聴会で強く静かに主張するあたりも、ドカーン!とはやらない。さらっと行く。デンゼル・ワシントンに旅客機の映画がありましたよね。力点の置き方は違うけれど、ストーリーの形が少し似てたんじゃなかったか。 いい役者が出てましたが、普通でしたね。 もちろん十分です。 音楽は少なかった。これじゃサントラのアルバムは作れない。 ほとんどおしまいにだけじゃなかったっけ。 品のいいジャズ・ヴォーカルと、エンドタイトルの時のジャズのリズム・ セクションの入ったムード音楽系のもの。これも十分。 そうそう、売り文句の中に「新たな真実」とやらが映画の中に盛り込ま れているというようなのがあったけれど、なんのことかわからなかった。 そういや始めに書いてしまった「動機」、わからへんかった。 付録の映像で、右のかたが機長さんご本人だとわかりました。