休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ハドソン川の奇跡』

イメージ 1
20170221(了)
映画『ハドソン川の奇跡』 SULLY
 監督:クリント・イーストウッド//トム・ハンクス/アーロン・エッカート/
                    ローラ・リニー
 2016年/米映/96分/DVD/レンタル
 <★★★☆>

日本での世評が高くてね、観てみたくなって「新作」から借りました。

まだ記憶に新しい事件を映画化する以上は、こっちの勝手な想像だ
が、作る側にも強い動機があったんだろう。
だって、クリント・イーストウッド
今や巨匠の域の監督。何を描くか決めて、決めた以上はできるだけ
余計なものを挟みこまずに、まるで‛一筆書きのように’さらっと描く。
そんな感じで描かれるあの事件・・・

サリー機長が公聴会で強く静かに主張するあたりも、ドカーン!とは
やらない。
さらっと行く。
デンゼル・ワシントンに旅客機の映画がありましたよね。力点の置き
方は違うけれど、ストーリーの形が少し似てたんじゃなかったか。
いい役者が出てましたが、普通でしたね。
もちろん十分です。
音楽は少なかった。これじゃサントラのアルバムは作れない。
ほとんどおしまいにだけじゃなかったっけ。
品のいいジャズ・ヴォーカルと、エンドタイトルの時のジャズのリズム・
セクションの入ったムード音楽系のもの。これも十分。

そうそう、売り文句の中に「新たな真実」とやらが映画の中に盛り込ま
れているというようなのがあったけれど、なんのことかわからなかった。
そういや始めに書いてしまった「動機」、わからへんかった。
イメージ 2
付録の映像で、右のかたが機長さんご本人だとわかりました。