懲りずにジェリー・ゴールドスミス。珍しく安いのでリストアップしてあった |
もの。 |
安いのは要注意、と前回のゴールドスミスの失敗で学習したばかりだが、 |
果たして・・・ |
映画は観たような気がする。美しいい女優4人。でも面白かった記憶は
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ないなぁ。 |
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さてサントラの出来は・・・最高というわけにはいかないけれど、ぜーん |
ぶ、ちゃんとゴールドスミス節でできている。 |
あれはあそこで聴いたな、これはあっちだな云々。 |
でも、へんてこりんなところはない。 |
少々安易に使われることがある電子音も、変なところは全くない。 |
4人の美しい娼婦が主役という型破りなウェスタンで、軽いエンタテイン |
メントにしてあるのだから、暗さはない。そのかわり、抒情やペーソスや |
滑稽味のようなものを感じさせるところのウェイトがやや多い。 |
ゴールドスミスのウェスタンは高くて手に入れたものは少ないので、比 |
較はしにくいが、ここでは打楽器をいろいろ工夫しているのは特徴かも。 |
乾いていてウェスタンに聞こえる。「マグニフィセント・セヴン」に似たメキ |
シコの雰囲気もある。 |
いろんなものに転用できそうな安直さ(?)はあるものの、オーケストレー |
ションのA・カレッジの個性はよく出ていて、コンビはうまくいっていると思 |
う。 |