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(2)信じる者・・・ |
“病は気から”の逆もまた真なりで、“治癒も気から”、みたいな話。 |
偽の手術とか偽の薬(プラセボ)の効果、つまり信じという脳の働きがいか |
に大きいか、小さくないか、ということを科学的に探究している。 |
それが「偽」だとわかっていても、信じたい気持ちや期待があれば、脳を |
信じさせることは可能で、それによって体内に治癒に必要な物質が作り出 |
されてくるメカニズムなんてものがあるんだそうな。 |
いくらかわかっていたことが、さらに実証の度合いが上がったということね。 |
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(3)オランウータン・・・ |
系統樹的に見ても人類に近く、人類にとって研究価値があるそうな。よく |
わからん。概念的に「文化」と言いうるものもある。住んでいるのはスマト |
ラ島とボルネオ島。よく知られていると思ったら、研究はろくにできていな |
い。やたら調査しづらい対象なんだって。スマトラとボルネオにいるものも、 |
もともと同種と思われていたが、最近になってやっと別種と分かったんだ |
とさ。で、例によって、住む場所が狭くなりつつある・・・ |
わかりました。研究は大切だと思いますが、状況は人間社会によるという |
ことですよね。 |
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(4)気候変動・・・ |
またアメリカの国立公園での取材だ。写真と詳しい状況分析。 |
・グレイシャー国立公園(モンタナ州) 氷河が後退している |
・オリンピック国立公園(ワシントン州) 海水温度の上昇→生物相 |
・セコイヤ国立公園(カリフォルニア州) 高温、干ばつ |
・ケープハタラス国立海岸区域(ノースカロライナ州) 海水面の上昇 |
・グレイシャー国立公園(モンタナ州) 山火事 |
・エバーグレーズ国立公園(フロリダ州) 塩害 |
・ケープハタラス国立海岸区域(ノースカロライナ州) 極端な気象現象(雨) |
・ジョシュアツリー国立公園(カリフォルニア州) 高温、干ばつ |
様変わりしても、それなりに美しかったり、すごかったりして、「特別な場所 |
であり続けるだろう」が「変化してゆくことを受け入れる時が来ている」。 |
トランプさんに理解してもらうのは大変だと思うよ。 |
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(5)フィリピンに取り残された日本人・・・ |
日本人(二世)だとわかると身の危険があるという時代が長く続いたため、 |
出生に関する書類を処分してしまったケースが多い。 |
「外務省はフィリピンに残留する二世3545人(!)を確認しているが、これ |
まで父親の戸籍が判明するなどして、日本国籍を回復できたのは1058 |
人に過ぎない」 |
二世も平均80歳を超えた。多くは教育の機会もないままだった。安倍首相 |
が何かドゥテルテ大統領に頼みごとをするとかいうようなことじゃない。あく |
まで日本の問題、日本という国が彼らに何をしてあげられるかの問題。 |
日本人写真家の文章と写真。文章は1ページだけ。何人かのモノクロ写真 |
が添えられている。ミドルネームが日本の苗字。 |
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次の号のメインテーマは「ジェンダー革命」だって。 |
超苦手・・・
写真がなくて寂しいので、関係まるでありませんが・・・
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