休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

レコードのこと

10/26(水)
 
ジャズのCDの広告。今日の新聞。
第3弾とあるから、前2回には気が付いていないらしい。
目についた理由は、2段目の文章。
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レコード業界の再編はどんどん進んで、少なくとも販売会社は日本
の場合、すっかり数が減ってしまった。
昔取った杵柄ふうなこと。かつてはたくさん‘メーカー’とよんでいた
ものがあった。実際はそれぞれが販売会社で、本来の意味でのメ
ーカーはわずかだった。
そうしたころのことはある程度覚えている。
海外のジャズなんてことになると販売会社各々が海外のいろんな
レコード会社(販売会社)と契約し、レコード会社はいろんなレーベ
ル(小レコード会社)を抱えていた。今でも同じかぁ。
まあ、レーベル名まではあまり知識は行き届かなかったけれど、
毎年のように弱小レーベルの、日本での販売会社が替った。
LPの時でもCDに変わってからも、そのたびに‘名盤’と称するもの
が廉価盤などになって出直した。これが楽しみでね・・・時には自腹
で買ったりしたが、たまには販売会社の営業から視聴盤でいただ
いたりして急速に増えた。営業マンとの会話が多い仕事だったこと
もあって、まあ役得だと思っていた。
とくにLPの時代のほうが多かった。後でわかったことには、そのあ
たりはバブル時代。そう長い期間でもなかったし、バブルだからっ
て他によかったこともなかったなぁ。
当然ワタシはクラシックとジャズに狙いを定めていて、物欲しそうに
ならないように仕事の途中で交渉なんかしてた。
演歌やジャリタレもの、和洋のポップスなどは別に欲しくはないが、
売れるのはひたすらこっちだし、聴かなくちゃ仕事にならないんだ
から、視聴会とは別に勿論ちゃんといただいて・・・机のそばで鳴ら
すというような形で使ったが、こうしたジャンルでは、LP、カセット、
CDなどに売りたいものを編集したダイジェスト様のものが多かっ
たので、アルバムのスタイルとしては少なかったかな。
こうしたダイジェストものは、使用後は机の後ろですぐに積み上っ
て邪魔になり、他部所の人にあげたり、場合によっては捨てたり
していた・・・
とまあそんなことを思い出しながら、この広告を見たら・・・
  ルーレット、ルースト、ジュビリー、コルピックス等の名盤、初CD
  化のレア盤を・・・云々
なにやら懐かしい。
記憶はそれながら続いて・・・
あちこちの転勤先から実家に帰った時にLPも持ち帰り、どんどん
増えてしまったある時、邪魔になるとかいうようなことでオフクロと
言い合いになり、馬鹿なことにLPは中古屋に叩き売ってしてしまっ
た。ジャズ/クラの試聴盤などは却って高額で引き取ってくれるなん
て、その時初めて知った。とはいえ、枚数からすればたかが知れた
金額だった。(ん千枚)
買いに来た中古屋のアンチャンが、帰るとき、「ええ買い物させて
もらいましたわ・・・」と言いおった。今でも忘れへんのよねぇ。
禁煙のあと、タバコを吸う夢を長いこと見たのにちょっと似ていて、
後を引いた・・・。
もう十分「昔」のことなのに、ゴルフと一緒で「レバ、タラ」は、心の中
では言っている。声に出しては言わない。
ゴルフというと、来月半年ぶりにコースに出るが、左ひじのすぐ上の
筋が痛み始めて10日ばかりになる。ある程度の重さのものを持っ
たり、腕をひねったりするとズキーッ!
クラブを左手で単純に持ったりするだけで痛むし、スタンスをとり構
えるときにも痛い。
ただ、トップの位置まで引き上げるときもインパクトのあたりも大丈
夫。奇妙。
その痛みが一向に引かず、えらく心配・・・
参加を見合わせる気はもちろんない・・・
痛み止め、要チェック。
嗚呼・・・