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(1)
大きなウェイトを占めた力作報告。興味はあります。
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| CRISPR-Cas9(クリスパー・キャス9)と呼ばれる遺伝子改変技術のことが中 |
| 心で、けっこう驚いた。遺伝子組み換え作物(GMO)とは根本的に違うんだ。 |
| 医療技術にとってなど猛烈に大きい可能性だが、可能性を言えばほぼ無限 |
| 大。いくら技術が進んでも、これにはいろんな課題(倫理的な問題にとどまら |
| ない)が間違いなく立ちふさがる。いまから議論しておかないと、相当ヤバイ |
| と思うな。たとえば・・・ |
| 「遺伝子の中には、50%を超える確率で子孫に伝わる性質を持つ『利己的な』 |
| 遺伝子がある。クリスパーを使ってこうした遺伝子に有益な性質のDNA配列 |
| を付加し、改変した個体を野生種と交配させれば、理論上は野生種の遺伝子 |
| を書き換えられるはずだ。遺伝子ドライブ [改変した遺伝子を通常よりも高い |
| 確率で子孫に伝えるための技術] とクリスパーを組み合わせれば、一つの集 |
| 団のあらゆる個体に、ほぼ望み通りに有益な性質を持たせることができる・・・」 |
| なんてぇなのは、リオ五輪でのジカ熱を媒介する蚊の対策で実際に採られて |
| いたことじゃなかったっけ。(効果のほどは聞いていない。) |
| R・ドーキンズの‘利己的な遺伝子’の言い方、久々。ワタシ、これをアレンジし |
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てアドレスをこしらえてます。関係ない話ですが。
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| (2)タイムリーな蚊の話。前の記事とのつながりもあるのに、残念ながら記事 |
| の文章は短い。しかし、なんたって吸血の仕組みに感嘆!よくもまあこんな精 |
| 密機械があるもんだ。6本の針の機能の素晴らしさ。これ、写したいけどワタシ |
| のガラケーでは無理。 |
| でもまあ、結局はこういうことだ; |
| 蚊が媒介する病気は種によって異なるが、それぞれの蚊が病気を広める |
| 利点は何だろうか。そう生物学者に尋ねたら、きっと見る方向が逆だと言 |
| われるだろう。つまり、ある種の蚊が病気の運び屋として適していること |
| を長い進化の過程で“学習”したのは、感染症の病原体のほうだからだ。 |
| 蚊別に媒介する病気も表になっていて見やすい。 |
| 蚊が吸血して病原菌が吸い込まれ消化器官に入る。病原菌は蚊の体内を移 |
| 動して唾液腺にとどまり、待機。次に吸血する際に、麻酔成分と凝結を防ぐ成 |
| 分を含んだ唾液に混じって次の宿主の体内に入る・・・ |
| なにも蚊のせいじゃない、あくまで病原菌の「進化」だって。蚊の撲滅はまず |
| 無理やね。(1)の方法が中では最も有効みたいやけど・・・ |
| 蚊よけは効かなくはないが、いちいちちゃんと塗るのは大変だということがわ |
| かったので、結局着込んで体表を隠すのがよい・・・と思うとねえ、どっと疲れ |
| た気分になるよ。 |
| (一応一部撮ってみた) |
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| (3)ウーン、パンダねえ、ほとんど興味が湧かないです。 |
| 生息数を増やす試みは大変そうだけれど、中国の国策。中には人も追いださ |
| れる。ほかの国策と矛盾するようなのは、中国じゃあたりまえ。 |
| 好きにするさ。 |
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| (4)主にアメリカ中西部の帯水層の話。 |
| 帯水層は世界中にあって、役に立っているわけだが、サウジアラビアのもの |
| なんかは、使い過ぎて完全に枯渇。2022年には中国をぬいて人口世界一に |
| なると予測されているインドが、地下水の消費がデカイと書かれている。で、 |
| アメリカは、ということだけれど、はっきり使い過ぎがわかっているのに、何の |
| 手も打てていないと著者は嘆く。地元はあきらめ顔で、行くだけ行くしかない |
| んだと。大きな帯水層地帯の状況が細かく述べられているが、論調は暗いね |
| え。枯渇してしまえば戻るのに1000年かかるってさ。 |
| 「枯渇への道をまっしぐらです」と、ある市長さん。 |
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| (5)サメの名のヨゴレなんて、このナショジオのシリーズ記事まで知らなかっ |
| たといっていい。映画『ジョーズ』はこれだったみたい。書いていないけれど、 |
| 激減してしまい、絶滅危惧種に近いらしい。 殆どフカヒレスープになっちまっ |
| たんだな。 |
| 知らなかったのは学者さんも同様で、たいてい外洋にいるせいで、生態など |
| 科学的にはまるで分っていなかったそうな。おそろしいという悪名だけは高 |
| かったのに、実はそれほどでもなかったことがようやくわかってきた。減って |
| しまったからには、食物連鎖上影響があるはずなんだよな。 |
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見かけの恐ろしさなんぞ、すごいけどね。ま、いいや。
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(6)カスミ網にかけて調べるというのがなんだか可哀想。ほぼ殺してしまうよ |
| うなことはないという。人間の見方で言うなら、著しく尊厳を傷つけているとで |
| もいう感じ。正しくはない。それを、しょうがないと言っていいのかどうか。 |
| “その姿に何を感じるか”か。鳥にとっては感情ではなく、猛烈なショックやろ |
| うが、人にはわかるまいとは言えるんじゃないかな。 |
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| 〈写真系〉 |
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| 写真は語る▼身近なハンターハエトリグモ |
| その写真のすごさのことで、‘多焦点合成’というのね。全然ワカリマセン。 |
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EXPLORE探求のトビラ▼逃がした魚は大きくなる
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| アリゲーターガー、金魚、イタヤラなどが捨てられた場所に天敵がおらずに |
| 巨大化している、という小記事。そうなんだ!!! 気色悪いヨ。アリゲーターガー |
| は名古屋のお堀だか(あの辺知ってる!)で見つかったんじゃなかったっけ。 |
| あれどうなったんだろう。 |
| ブラックバスやブルーギルやミドリガメなどは、いつもそこらへんにいて当た |
| り前になってしまったけれど、いまだ腹が立つことに変わりないし・・・、愚か |
| な飼い主がペットを捨てることで、実に様々な外来種が生き残ってしまって |
| いるに違いない。これらはそのうちのほんの一部・・・って、ちょっとだけ記事 |
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の趣旨と違うけどね、、、
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