休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

安野 光雅/旅の絵本 Ⅳ

 
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20160812(了)
安野 光雅/旅の絵本 Ⅳ
ANNO'S JOURNEY Ⅳ by Mitsumasa Anno
 1983年9月/1993年8月/第15刷/福音館書店/中古/ネット
 <★★★★>
 
アメリカ編
勿論こんなブログに絵本の記事は合わないんだけど・・・
旅行者は、ボートを漕いでハワイらしきところに着き、同じくサンフランシスコに
着く。冗談や引用がたくさん散りばめてある・・・
(あとがき)
 資料収集に名を借りた私の旅は、まずニューヨークをふりだしに東海岸の町
を見て歩き、南へ下がってアトランタからニューオーリンズへ行く。ミシシッピ
ーを渡ってテキサスの荒野を行き、アラモの砦を見て、サンタフェにインディア
ンの居留区を訪ね、グランドキャニオンで驚き、ラスヴェガスで金を使い果たし
て太平洋に出る、という予定だった。
 ざっといってこのコースは東から西へ弧を描いて進む。これを絵本の展開に
あわせてみると、東から西へ向かったアメリカの歴史を書き込むのに都合が
よさそうだった。
 日本へ帰って考えていたら頭の中が混乱し始めた。前例によれば絵本の中
の旅人は右へ進む。地図で言えばサンフランシスコへ上陸した旅人が、東、
つまりニューヨークへ向かうと考えたほうがわかりいい。どちらでも良さそうな
ものだが、北が上だという漠然とした先入観がそうさせるらしい。
 旅人の道のりは、アメリカの歴史をさかのぼるような気がしてくる。いいかえ
れば西部へ向かう幌馬車隊とすれちがって進むことになる。予定とはちがう
が、それでもよいではないか、と思うのに時間はかからなかった。
 私はアン・ベネディウス(アメリカの名編集者であり、今度の私の旅をプログ
ラムしてくれた)に手紙を書いた。
 「タビビトハ アナタノオシエテクレタミチヲ ギャクニススムコトニナリソウダ。
ラスベガスハヤメタガ ソレデモヨイカ
 本のはじめにかくはずだったコロンブスの船や、清教徒をのせたメイフラワー
号が本のおわりに描かれているころ、アンから返事がきた。
 「ダイサンセイ。サイハナゲラレタ」        1983年5月5日  安野光雅
てなことで、絵の全体は例によって極力パスして、端々の楽しい引用や冗談
などを幾枚か撮ってみる。
 
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                           (センダック・・・)
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8/28(日)
「Ⅲ」をアップした日、たまたまNHK-FMをかけたら、「日曜喫茶室
をやっていた。今年2月16日に司会者のはかま満緒が亡くなってい
て、この4月からは40年やって残った貴重な録音を使っての放送に
なっていた。月1回に変わっていたのは知っていたが、このところ、
日曜の昼過ぎはラジオを聞かなくなっていて、全く知らなかった。
今日は1999年の小沢昭一が出た分を回想。これは多分聴いたと
思う。小沢さん、懐かしい。その話術、巧まずして(?)最高級品。
常連のゲストが、アーカイブを語る客としてちゃんと付き合っていて、
安野光雅さんと独文の池内紀先生の声が聞けた。池内さんはお
元気そうだったけれど、安野画伯の声は更に老け、痰が詰まりが
ちだったなあ・・・、まだまだ元気でいてくださいよ!(なんてね、、、
オフクロにはこういう言い方はしてないなあ・・・)