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知らないサルサをなにか1枚と思って、安くてよさそうなものを適当に探 |
した。もちろんめちゃくちゃ有名なバンドだけれど、ワタシはほとんど知ら |
ない。もう40年近くも前のアルバム。このグループのLP、RCA~RVCの |
棚にあってたまに出荷していたことは覚えています。 |
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とてもスマートなラテンテイストのフュージョンという感じで、すごく聴きや |
すいけれども、今となっては個性的とはいい難い。 |
70年代以降のサルサを牽引したバンドであって、こんなスマートでソフト |
なラテン・ロック・フュージョンのアルバムはむしろ例外的なものなのかも |
しれないということはあるんだけれど、ともあれこの頃はこういうサウンド |
が映画でもよく聞かれた気がする。ネルソン・リドル、ジョニー・マンデル、 |
ニール・ヘフティなどのジャズ系の手練れのひと世代あと、ラロ・シフリン |
やクインシー・ジョーンズなんかが、ここでのサウンドとかなり共通するも |
のを、しこたま書いた。やたら流行っていたように思う。
映画音楽のほうへ脱線させてもらいます・・・
「動く標的」や「ポイント・ブランク」なんか、似ていて、いい感じだっ
みたら、後者が入手可能なようでした。
ング。ますますいいねえ。
ところが値段を見てゲッソリ。21,996円だって。アホラシ!
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戻りまして、、、 |
乗りよく、さわやか。演奏も上手い。 |
サルサのテイストが濃く出ていない点が、ファンにはきっと物足りないこと |
だろうが、こういう演奏も軽くできちゃう腕達者やアレンジャーが揃ってい |
たことがわかる。 |
①ではギターにエリック・ゲイル(曲もそう)、②ではベースにボビー・ヴァ |
レンティン、③ではピアノなどにボブ・ジェームズ、⑦ではコンガにモンゴ・ |
サンタマリア、、、てなふうにワタシでも知っている名前があって、アメリカ |
や世界に向けた(迎合した?)ものという感じのアルバムなんでしょうな。 |
ちゃんとサルサらしいのは②と⑧くらいだろうか。 |
本来はライブで本領発揮したはず。 |
良さそうなライブ盤は探し当てたし、そういうのでよかったんだが、めちゃく |
ちゃ高かった。そこまでする余裕はござらん。 |
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