休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『フロム・ザ・ダーク』

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20160425(了)
映画『フロム・ザ・ダーク』 From The Dark
  コナー・マクマホン監督//ニアム・アルガー/ステファン・クロムウェル
  2014年/アイルランド映/90分/DVD/レンタル
  <★★☆>
 
カミサン用に選んだ。アイルランドもの。吹き替えなし、特色ある英語。
このポスター写真、映画のイメージとちゃうヨ・・・ほんの一シーンで、こんな
ところあったけど、代表シーンじゃない。
サラとマークという仲がいいんだか悪いんだかわからんカップルが、アイル
ランドの田舎をドライブ中、道を間違えてさらに辺鄙なところで車が動かな
くなる。とっぷり暮れてから一軒家を探し当てるも、その家の住人の男が変
で、そいつに(?)二人は襲われるのだが、マークが傷つけられてしまう。
映画の導入部で、上記住人が土を切り出している。多分泥炭やね。煉瓦み
たいな形に切り出したものをたくさん積み上げてある。
乾かして売るのかな。
彼が泥炭の中に爪の長い気色の悪い手の一部を見つけ、改めて調べよう
としたら、何かに泥水の中に引っ張り込まれ、からがら逃げ出したが、首の
ところに傷がある。
やあこれは、吸血鬼?灯りを嫌うし、と思ったが確信は持てない。
でも、この男はやっぱり変になって、上記に繋がり、二人を襲う・・・
登場するのは、怖い「怪物みたいな存在」と、家の住人一人と、若いカップ
ル、その4人だけ。
若者のうち、マークはニヒリスティックに虚勢を張って結婚する気はないと
主張、強引であんまり印象は良くないが、サラのほうも一見今風のしらけた
感じ。が、マークが怪我をしてからは、サラが「エイリアン」のリプリーよろし
く俄然孤軍奮闘を始める。ただ、夜はまだ長い・・・
若い二人を襲うのは住人だか「怪物」だか、実は暗くてよくわからんのです。
途中で住人をやっつけて、襲い手が怪物に選手交代したんだったかなぁ。
おまけにカメラが揺れまくる。ちょっと前に観た『アース・トゥ・エコー』も揺れ
るカメラに苦しめられたが、これもそう。
ここでは不気味さや怖さの演出としても使って、わざとはっきり見せないの
だろうが、それって併せて低予算をカバーする手段でもあると思うなあ。
暗いのはしょうがないけど。
緊張感もそれなりにあったものの・・・
ホラー(の必然性というやつ)もなかなか難しい。
折角借りたんだが、カミサン欠伸の連発でね、受けなかったとわかった。
調査不足やったかのぉ、ハハ。