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| 高野秀行/「未来国家ブータン」 Bhutan ―the future state― |
| 第一章 ブータン雪男白書 |
| 第二章 謎の動物チュレイ |
| 第三章 ラムジャム淵の謎 |
| 第四章 ブータン最奥 秘境の罠 |
| 第五章 幸福大国に隠された秘密 |
| ⓒ2012/単行本/エッセイ/集英社/中古屋 |
| <★★★☆> |
| (Amazon商品説明) |
| ブータン政府公認プロジェクトで雪男探し!! |
| 「あの国には雪男がいるんですよ!」。そのひと言に乗せられて高野氏はブー |
| タンヘ飛んだ。雪男を探しながらも、「世界最高の環境立国」「世界で一番幸 |
| せな国」と呼ばれる本当の理由にたどりつく。 |
| GNPよりGNH(国民総幸福量)、生物多様性、環境立国…今世界が注目す |
| る「世界でいちばん幸せな国」の秘密を解き明かす。 |
| 薬草関係の自由な調査にかこつけて、雪男のこと(まあその周辺の事柄も |
| 含めてというようなことだと思うが)をも自由に調べさせてもらえるという、 |
| 破格の条件下での冒険譚。 |
| だから、まあずっと前の冒険譚ほどの切実感はとぼしいが、絡みが多いだけ |
| に、それだけ広くブータンのことがわかる仕掛けにはなっている。 |
| 世界から見れば、周回遅れの国なのに、世界の国が今や横並びになってい |
| るような状態だというのが、たいそう面白い。 |
| スーパーアイドルである国王のありようもしかり。 |
| 高野氏に終始付き合ってくれる若者が、じつにいい。ピンボケなどではさら |
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さらなく現代的。著者と彼がW主役といってもいい。
そうそう、「世界でいちばん幸せな国」かどうかについては、まあ何が評価さ
れているのかということだけなら少しばかりわかったかな、という程度。
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