休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

オバマさんの評価

4/8(金)
66.40kg
 
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このところ話題の「パナマ文書」、朝日の一コマ漫画オモロイ。
なんだか、どうせうやむやにされるのだろうが、世界中が面白そうに
眺めている感じ。格差社会・・・どうせ氷山の一角。
漫画の各国の国家元首ご自身でなくても、その周りの人が、しっかり
無税で「蓄財」してはるんやねえとわかるニュースがぽろりぽろり
中国の早速の検閲・削除は予想通り。わかっていても嗤える。
 
 
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(朝日のコラム)クルーグマン・コラム(NYタイムズ)  
オバマ大統領の教訓 完全な成功ではなくても』 (2016.4.1抄訳)
 
  私も多くの政治マニアと同様に、世論調査を観たり、その意味を理
 解しようとしたりすることに、とても多くの時間を費やしてきた。ドナル
 ド・トランプ氏は本当に米共和党の指名を得られるだろうか(答えは
 イエス)。バーニー・サンダース氏は米民主党の指名を得られるだろ
 うか(答えはノー)。だが、世論調査が実施されているのは、米大統
 領選の予備選挙だけではない。オバマ大統領の支持率の調査もま
 だ続いている。そこでは目を見張るようなことが起きている。
  2015年末の支持率はまだ水面下にあり、オバマ氏を支持しないと
 答える米国人のほうが、支持するという人を大幅に上回っていた。し
 かしそれ以降、支持率は急上昇し、支持しないとする人は急激に減
 った。まだ控えめな人気でしかないものの、世論調査平均で支持率
 と不支持率の差が約11ポイント改善している。これは大きな数字だ。
  何がおきているのか。
  一つの答えは、有権者が近頃、本当に悪い指導者とはどういうもの
 かを味わっているということだ。しかし、オバマ政権が米国の抱える
 問題にいかにうまく対処してきたかということも、国民は実感し始め
 ているのではないか。私はそう考えたい。その成功から学びたいとい
 う人のための教訓がある・・・
以下具体的に書いていて、上記は全体の5分の1くらい。
選挙時の熱狂や混乱状況から説き起こして、結局はタイトルのニュア
ンスのことを言っている。
民間の雇用を大幅に増やした、医療保険制度改革の目標を達成し
た、金融改革が進んで経済効果が出た、まだわからんが環境政策
を進めた・・・
  熱狂的なファンが期待したような政治的転換をもたらさなかった
  既得権益の力を削ぐこともなかった
  ウォール街、医療産業複合体、化石燃料ロビイストは今も健在で、
   お金で影響力を買っている
だが・・・
  このような団体は後退し、米国人がより良い、そしてより安心できる
  生活を送れるようになっている
“完全な成功ではなくても極めて現実的な影響をもたらしうる”っての
が教訓だと締めている。
内向きのいいことはちゃんとやってるよ、凄くはないけど・・・というよう
な感じかな。優しい物言いだけれど、主張している。
残念ながら朝日にはこんなことは書けない。というか、例えば対談形式
以外ではこういう書き方ができないと思うのね。
 
 
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ののちゃん、いつまでたっても年を取らない。漫画のキャラはいいな。
新学期らしいネタ。