休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

サントラ「ルディ 涙のウィニング・ラン」

 
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20160227(了)
J・ゴールドスミス; OMPS「ルディ 涙のウィニング・ラン」
  ①~⑩ 36:50
  作曲・指揮: ジェリー・ゴールドスミス
  オーケストレーション: アレクサンダー・カレッジ、アーサー・モートン
  1993年/CD/映画サントラ/Varése Sarabande/ネット
  <★★★★△>
  ※RUDY: デイヴィッド・アンスポー監督/ショーン・アスティン/ジョン・ファブロー
 
なんとか安く手に入れた。
初めて聴く。
ダークなところ、サスペンスを感ずるところ、沈んだところ、などが、なん
ともはや一切ない。
いつも覗いている「素晴らしき映画音楽作曲家たち」というサイトから引
用させてもらうと;
   インディアナ州の無名の高校のバスケットボール・チームが落ちこ
   ぼれコーチと共にどん底から這いのぼって州のファイナルで優勝す
   るまでを描いた実話に基づくドラマで、いわばスポ根もの・・・
   スコアは単なる映画音楽と言うよりも、アメリカが誇るベテラン作曲
   家がアメリカン・スピリッツを格調高く表現した叙事詩という感じで
   実に感動的である。 ゴールドスミスの音楽は巧すぎて無機的な印
   象を与えることもあるが、このスコアには心がこめられていて、純粋
   で心優しいこの作曲家の人柄そのもののようだ・・・
ゴールドスミスのサントラで、こんなに「陽」の部分だけなんてのはそれこ
そ初めてかもしれない。もちろんそういう映画なんだろう。
サウンドはゴールドスミスそのもの。
優しいこと、この上ない。
非常にファンが多い映画だそうだが、観たことない。
さて、どうでもいい話です・・・
いくつかの楽曲の導入部(特に②④⑦)などが、マーラーを思わせるの
で、ちょっと調べてみたら、、、って、名前からして当たり前みたいなもん
だけれど、やっぱりゴールドスミスさんはユダヤ系(・・・なんてね、相当
エエカゲンな連想です)。
さらに細かいことだけれど、このCDは一応OMPS(オリジナル・モーション・ピク
チャー・サウンドトラック)、つまりサントラと謳ってあるものの、実際にはCD用
に別途録音されたもの。
(つまり、この表現のものは厳密には映画の中での音とは違う。ついで
に言えば、アメリカでは演奏側との労働条件の契約のようなものがあっ
て、演奏者たちを長く拘束できないものだから、通常収録時間が短い。
このCDもそう。) 
と、そんなことじゃなくて・・・言いたいのは、実際のサントラではありえな
いことだと思っていたところ、、、
なんと、指揮するゴールドスミスの声が聞こえる。クラシックじゃ指揮者
の唸り声、吠え声なんてごく当たり前みたいなもんだが、映画ものじゃ
あ、ワタシャ初めてだ。それが実際のサントラじゃないことの証左でもあ
るわけでね・・・時間もないから、そのままにしたんだろうナ・・・とまれ、
ゴールドスミスさんも唸ったんだとわかった・・・
(それだけのことです、ハイ)
音楽の先生は カステルヌオーボ・テデスコ。
映画音楽の道に進むきっかけになった作曲家は ミクロス・ローザ
グーニーズ』の時のショーン・アスティン君可愛かった。
 
 
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