休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ハイ・ローズ/ハプン・トゥ・ボサ・ノヴァ

イメージ 1
20160211(了)
ハイ・ローズ/ハプン・トゥ・ボサ・ノヴァ
THE HI-LO'S/ HAPPEN TO BOSSA NOVA
1. カーニヴァル(Fisher)
2. ギフト(Ferreira-Antonio-Webster)
3. レッツ・ゴー・トゥ・ブラジル(Morse)
4. ニュー・ドリーム(Morse)
5. 輝くブラジルの太陽(Almeida-Marnell-Rogers)
6. ワン・ノート・サンバ(Mendonca-Jobim-Hendricks)
7. ダック(Silva-Teixeira-Hendricks)
8. クライ・ユア・サッドネス(Morse-Neves-Ferini)
9. ジサフィナード(Jobim-Mendonca-Hendricks-Cavanaugh)
10. ワンス・アゲイン(Jobim-Dee)
11. 恋とバラ(Morse-Pernambuco-Maria)
12. ノー・モア・ブルース(Jobim-DeMoraes-Hendricks-Cavanaugh)
  ARRENGED AND CONDUCTED BY CHUCK SAGLE
  バド・シャンク(as、fl)、ラリー・バンカー(vib)、モンティ・バドウィッグ(b)、
  シェリー・マン(ds) その他
  録音:1963年頃 Tot.34:17
  1997年/CD/ジャズ~ボサノヴァ/リプリーズ/wea/WMJ/邦盤/中古
  <★★★☆>
 
BOOKOFFから拾い上げた。
Amazonの説明では、出た63年当時は新鮮だったのだろうが、「今となっ
てはピンとこない」云々。まあそれが正直なところなのかもしれないけれ
ども、売る側なら、その言い方はないだろうに。
ハイ・ローズはいつか手に入れようと思って機会がなく、何十年もたって
もう忘れかけていたのを、たまたま近くのBOOKOFFで見つけてしまった。
ハイ・ローズの中のジーン・ピュアリングとドン・シェルトンが、女声二人と
組んで67年に作ったのがシンガーズ・アンリミテッド。
勿論オスカー・ピーターソンによってメジャーなヴォーカルグループになっ
た(といってもいいはず)シンガーズ・アンリミテッドのと関係から気にする
ようになった。
シンガーズは長い間かけてポツリポツリ買っているうちにLPからCDの時
代になり、それでも探すともなく探し続けてたまに手に入れていましたが、
とうとうこの頃は見つからなくなっちゃって・・・ 共に思い出す事もなくなっ
ていた。
ハイ・ローズは、シンガーズ・アンリミテッドの前身というよりは、フォア・フ
レッシュメンと並ぶほどだと称されるグループだったのだから、どっちが
メインということもないけれど、ワタシはシンガーズ・アンリミテドのついで
に気にしていただけ。
ハイ・ローズはなくなって、いったんは思い出のグループになってしまった
ものの、70年代末から80年代にかけて短期間再結成もしたとか。
とかウダウダ書いてきましたが、この時点までハイ・ローズはとにかくちゃ
んと聴いたこともなかったのです。
ハイ・ローズのアルバムに確か1枚、SJ誌ゴールドディスクがあったように
記憶している。タイトルまでは覚えていない。手に入るならそっちなんだ
れど、、、まあそんなに切なる願いというほどでもない。そんなところです。
とにかく初めて聴く。
ああ、ネットでは輸入CDがいろいろ出てるんだ。
さて、ここまで前置き(?!)。長すぎ。以下だけでよかったかも。
ジョビンを4曲含んで12曲はいっている。みんな短くてね、あっという間に
終わっちゃう。
素晴らしいアンサンブル、ハーモニー。めちゃ上手い。バックもいい。
でもどうだろう。
始めの「今となってはピンとこない」という言葉に戻ることになっちゃう。
上手いんだけど、もう、、、古くさい。
ワタシの好みの変化もあるだろうが、ボサノヴァよりサンバ系とかダンサ
ブルに聞こえる方が、なにやら好ましくなってる。
ボサノヴァならもっとセンスが新しくならないと、もうあまり惹かれないみた
い。ハイ・ローズについては、もっとジャズらしいものを聴いてみたい。
これが結論なんじゃちょっとさびしいか。