|
絵とわずかな文章。 |
なんぼ津和野が有名っても、観光案内ではなく、故郷のあちこちを |
ただ描いている。 |
いたって個人的な動機、モーチベーションによる。 |
人のふるさとなんざ、関係ないっちゃあ関係ないんだけれど、そこが |
安野さん。 |
絵も文章もなんとも心地よい。 |
|
この薄っぺらい35年も前に出た絵本が定価2500円! |
それが五分の一にも満たないもんだから、ネットで見つけてつい注 |
文してしまった。 |
近所のスーパー内の本屋に、安野さんの最近のエッセイ(単行本) |
が何故か3冊も在庫してあって、まあ田舎で売れるもんじゃなかろう |
に珍しいもんだと思っていたら、妙に気になって・・・ ネットで探してい |
るうち、この絵本を見たくなったというわけ。 |
もうお歳だからね、それらのエッセイは内容的には人生を振り返った |
ような傾向のもののようです、多分。 |
1926年生まれかあ。オフクロの3つ下。長生きしてほしいなあ。 |
|
表紙は、安いだけのことはあって残念ながら少し黄ばんでしまってい |
るけれど、中はばっちり。 |
なんの変哲もない風景なんだけどなあ、「ふるさと」の最大公約数み |
たいな感じ。 |
|
細胞ががんがん生まれ変わっていっても、まるでそっくりそのまま残っ |
ているかのごとき「意識」や「記憶」や「体の感覚や能力」に、乾杯・・・ |
|