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| この録音時点では、いずれの曲も初録音のよう。というか、そういう録音を主に |
| 売る会社なのかな。(1)はモノラル。 |
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| (1)が大傑作。非常にカッコいい。 |
| 5,7,8番の交響曲も、きっちりした書かれ方をしていて、かつ音色的にも楽しく |
| (フランス仕込みなんでしょう)、新即物主義とか新古典主義とかいった感覚もあ |
| る。またたとえば軍靴の聞こえないショスタコーヴィチ、民族色の乏しいバルトー |
| クみたいなところもある。要するに、イデオロギーのようなものとは無縁で、とて |
| も聴きやすい親しみやすい音楽なんだけれども、こうした要素を明るくきちっと集 |
| 約してしまえた感じなのがこの「セレナータ」なんじゃないか。 |
| まだ聴いたことのない第3交響曲やここにある第7交響曲は、ピューリッツァー賞 |
| を受けているそうな。 |
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| WIKIを覗くと、フランスでの先生はすごいし、教鞭をとって教えた門弟にもすごい |
| 作曲家がぞろぞろいる。 |
| シェーンベルクに12音技法を学んで作曲もしているが、‘そっち’へは行かなかっ |
| たみたいやね。きっちりとした教科書をものしていて、有名らしい。 |
| もっとも、こっちの話だが、シェーンベルク聴くのもいたって保守的なピストン聴く |
| のも、ワタシのスタンスには何の違いもない。そのことがけっこう大事。 |
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| せっかくの(1)はモノラル録音ながら、音は決して悪くない。 |
| むしろ第5交響曲のほうが逆にややがさついてかつぼやけた音。第7、第8になる |
| と音はもっと落ち着いている。 |
| この時点での初録音を集めたもので、正直に言うともうちょっと新しい音で聴きた |
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いものの、鑑賞不可なんてことはぜんぜんない。
| ◇ | | このところ、うんと現代音楽的なものはほとんど聴いていません。 | | 20世紀後半の音楽を、網羅紹介しつつ、評価しつつ、というような本、屁理屈で | | いい、うまくでなくていいから、何とかまとめたようなもの、ないですかね。値段が | | 高くても困るが、、、 どうしてもベルク、シェーンベルク、ウエーベルンどまりにな | |
っちまう。
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それとも、一世紀ぐらいたたなきゃ、あるいはせめてあろ50年ぐらいたたな
きゃ、流れのようなものは見えてこないのかな。そんなもんだろうなと思って
はいますがね。
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