夜や朝、少し咳き込む。いがらっぽい。だいぶん少なくなったけどね。 |
トローチはしまおう。肺気腫や慢性気管支炎なんかじゃなければいいが。 |
(と、これは自分のこと)
さて・・・
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[もうすぐ92歳になるオフクロのこの頃・・・]
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おととい、被爆者健診を受けるので付き合った。「物足りない」ようだった。 |
病院のレストランで、しっかり昼飯を食った。 |
身長は140㎝を切るぐらいだが、体重は46キロほどある。 |
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見ると、シンクとその周りを、オレの片付けの後だが、せっせと拭いている。 |
これは、こっちには嫌味としか思えない。 |
訊けばおそらくこういうだろう、 |
「こういうことはオクサンがやれなきゃいけないでしょう、採算の取れないフラ |
の教室なんかやってんだから、やるべきことはちゃんとやってくれなきゃ!
ここはまだワタシの家なのよ!」
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てなふうに返してくるんじゃないか。この手の反撃は多い。オレの目の届か |
ないケースで、カミサンとぶつかっていることはままある。かたや嫌味、かたや
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喧嘩腰。カミサンのブチ切れ方、八つ当たりですぐわかる。オレはたいていは「敵側」の人間とされる。
まあ今は仕事に出かけていないカミサンには一応見られないからやっていると | 思われる。 |
------ | やることやれることは減ってしまった。 | 洗濯や水撒きなどは大事な‘やれること’。雨が降ったらガッカリ。 |
ありとあらゆる体力が落ちている。オレにも想像を絶する。が、いまだに自
分でいろいろやろうとはする。撃退されてから連絡のコツコツ音(HELP!)
| 暗いと視力がどんと落ちるが、明るいと(≒明るすぎると)これまた、視界が | ホワイトアウトしてしまうようで、やはり見えないらしい。白内障、緑内障・・・ | 今はもう目に施せることはほぼない。 | 目は確実に悪くなっている。少し離れると案外見えていたりするものの、近 | づくとダメだな。「残りの人生は、視力との競争だ」。 | 食卓に供された食べ物など、何なのかわかっていないと思うことたびたび。 | 空っとぼけも混じるから、実に分りにくい。 | 嫌味まで混ざると、こっちは我慢の限度が近づいて来るのがわかる。 | (カミサンは粗末な引き金しか持っていないので、すぐ切れるものだから腹の | 中なんて書くほどのこともない、無駄、論外。) |
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| おとといだったか座椅子のようなものが届いた。尻だけ浮かせるもの。いっ | たい何に使うのだろう。 | さまざまの広告・案内から、通販でポツリポツリとではあるがいろんなもの | を買い込んでいる。自分の記録のまとめや新聞など、字は苦労しつつも一 | 応読み、書けている。一種のゴーグルのようなものを工夫して作っている。 | 服系が多い。なんで今更そんなものをいくつも、と言いたくなるのをこらえる。 |
そんなこと言ってはいけないのはわかっている。まだこちら側にいるわけで、欲望はなくなるわけもない。
いろんな道具、あの緊急用ベルなんかもそう。
| 昨日など、髪の毛のカッターを仕入れていた。髪(あの白に近いグレー)は | よく伸びるんだそうだ。 |
| 結論は、、、年寄りらしく、なんて言葉は意味がないということ。 | (「悉く諦め」たら、さっさと死ねる、という気はする。) | 勿論オフクロは「諦めないヒト」なのである。 | (オレはそんな血は引いていない。ほとんど確信を持って。) |
| ――― | よく、あの摺り足でこけないもんだ・・・ 目が悪いから足元に何があるかワ | カランということもあるが、屈伸する筋肉がまるで弱いからでもある。 | つつつ、、、と歩くので、こっちは知らぬ間に近づかれてぎょっとすることがよ | くある。 | 向こうとしても、耳もけっこう遠くなっているから、オレが近づくと往々ビックリ | するようではある。 |
(テレビの音がでかすぎ!)
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| ・ | オフクロの部屋の夏用の・・・ | 入口の竹の簾風な仕切り、奥の御簾のようなすだれ、マットレスの上に敷 | いていたイグサのゴザのようなもの、、、 | 昨日は薄い洗剤で拭きと乾かし。 | 今日は包んで片づけてしまおう。この手はすべてオレの仕事・・・ | もうすぐやらなきゃいけない絨毯類がたいへんだ・・・ | ・ | 突然思い出した。 | せんだって、長男一家が来たとき、孫と二人だけで過ごす時間がやたらあっ |
たのだが、ついに一枚も写真を撮らなかった・・・
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