休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『パートナーズ』

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20150828(了)
映画『パートナーズ』
PARTNERS
  ジェームズ・バローズ監督/ライアン・オニール/ジョン・ハート
  音楽:ジョルジュ・ドルリュー
  1982年/米映/92分/DVDレンタル
  <★>
 
(allcinema解説) ゲイ殺しの捜査のため、二人の警官がホモのカップルの偽装を
することになる。ところが、一方(ハート)は本当にホモで、もう一人(オニ-ル)は大
迷惑。難しいホモネタを巧く処理し切れず、少し物悲しい。「Mr.レディMr.マダム」
シリーズのF・ヴェベールの脚本をTVコメディ出身のJ・バローズが演出した変種
刑事映画。
TSUTAYAの発掘良品ふうな棚から選択。
盲導犬の話の映画と同タイトル。ネットでは両方出てきた。
上記解説通り。って、ねえ、評価に近い感想を書いている。‘少し物悲しい’だって
さ。
これはお薦めできないので、ま、いいですかね。
劇場未公開とある。妥当。
オニールはおバカな役で、アホを演じるのに必要なうまさが感じられない。(演出
の問題かもしれないけれどね) 見るべきは演技巧者ハートのホモ役。
ミステリーは薄っぺらく、結局このデコボコの刑事コンビのひどい潜入捜査に付き
合うしかないのだけれど、92分のわりに、だらだらと締まらない。
(DVDのジャケット写真では、オニールはポリさんの格好をしているが、これは宣
伝用だろう、実際は私服の腕利き刑事ということだった。)
更に!と悪口はいくらでも出て来るもんで、音楽、大物ドルリューが担当で、地中
海風味とでもいうような感じ。ぜんぜん合っていない。 これくらいフィット感のない
い音楽もあるんだなあ。アメリカの西海岸(かフロリダだと思う)にアレンジしたが、
おそらく本来の舞台(地中海岸?)も原作(フランス?)もヨーロッパなので、そうした風
味や空気感のために意図して起用されたのだろうか。
(どこが良品なん? 選択ミスとちゃうのん?)
(今ならこのネタの扱いは、いったいどんな風に様変わりするのだろう・・・)
そうそう、おしまいにちらっと出て来る悪役がなんと、リック・ジェイスン!
あのTV映画「コンバット」のかっこいい中尉殿。