休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『特捜部Q 檻の中の女』

 
 
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20150817(了)
映画『特捜部Q  檻の中の女』
   KVINDEN I BURET/THE KEEPER OF LOST CAUSES
 
 
   監督;ミケル・ノルガード/ニコライ・リー・コス/ファレス・ファレス/
   ソニア・リクター  原作:ユッシ・エーズラ・オールソン
   2013年/デンマーク・独・スウェーデン/97分/DVD/レンタル
 
   <★★★★>
 
暴走しがちな刑事が左遷された部署は、窓際の資料整理係なのだが、
そこでたまたま取り上げた5年前の失踪事件に疑問を抱いたところ・・・
という、この警察小説シリーズの幕開けの映画化。
 
このごろ盛んに翻訳されて、ミステリー・ファンには一種のブームだった
らしい(でもちょっと食傷されてきてもいるらしい)北欧もの。これはデン
マーク。
北欧ミステリーは、映画も観ていないし、ヴァールー/シューヴァルのマ
ルティン・ベックもの以来小説のほうだって実際はろくに知らないが、
hisa24さんの紹介記事で見ていたものがTSUTAYAにあったものだか
ら、借りてみた。
(ミステリー本はこの何年かは、‘このミス’で、年1回情報としてただ見
るだけ、というテイタラクなのです。年齢との関係は、、、まあ、あるでし
ょうねえ。)
「ミレニアム  ドラゴンタトゥーの女」のスタッフが、、、なんていうのは一
応効いてますね。(これは映画は観ました。3部作。この前のブログに
は確か書いたはずです。)
 
小説からすると、かなり省略されたものになっているんじゃないかと想
像するし、映画的にもプロット的にも、特別新味があるというようなもの
ではなかったと思うものの、それがしっかり面白かった。未解決の事件
を扱うのは、上手くやれば宝の山という感じもあるよね。
多分プロットをうまく凝縮して、醸されているムードなどを濃く出すのに
も成功したんじゃないか。間然するところがほとんどなかった。
 
こんな映画、レンタル屋の棚に並び始めても気が付かないですよ。
店頭の係が気に入って、ディスプレイやレコメンドなどに腐心しなけれ
ばダメでしょう。タイトルもジャケ写もなにやらダサイんだもの・・・
hisa24さん、ありがとうございました。
 
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