休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

マルティヌー/交響曲 第2番&第4番

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20150624(了)
マルティヌー交響曲 第2番&第4番
Bohuslav MARTINŮ(1890-1959):Symphony №2 and №4
(1)交響曲 第2番(1943)
  ①7:16 ②7:29 ③4:53 ④5:18
(2)交響曲 第4番(1945)
  ⑤7:52 ⑥9:23 ⑦10:59 ⑧7:48
  アーサー・フェイゲン指揮/ウクライナ国立交響楽団
  録音:1995年3月、ウクライナ、キエフ、ウクライナ国立放送コンサート・スタジオ
  2001年3月/CD/管弦楽/60:59/NAXOS 8.553349/Net中古
  <★★★△>
 
(帯紹介文) 2曲の交響曲とも牧歌的・抒情的なムードが支配的(第2番
ベートーヴェン「田園」との関連も指摘される)ですが、いきなりダイナミ
ックに高揚したり、同郷のドヴォルザークではありませんがアメリカっぽい
陽気なリズムが出てきたり、調性が変転して特定できなかったり、やっぱ
マルティヌーの個性が楽しめます。なお、両曲とも第2次世界大戦中に
書かれています。「第4番」はヨーロッパでの大戦終結を横目にしながら
の作曲。チェコからアメリカに亡命した音楽家と戦争との関係を考える、
という鑑賞法もいかがでしょうか。
この前のCD、3番・5番のカップリングのものに、明るい明るいと書いたが、
この2番・4番でも、同じことを書くことになりそう・・・
共に大戦中に書かれたなんて、ほんとかいな。
音色は好きなんだけど、違うことを書くほどの思いつきや気づきはなくて、
まあ正直新鮮味がちょっと失せちゃったと言えなくもない。
このCDが最初だったら、3枚目に聴くことになったCDでは同じ感じになっ
たろうね。で・・・
(1)「田園」ですか。
第一楽章はドボルザークのスラブ舞曲ばりの、民族色豊かなロマン派。
第二楽章は穏やかでちょっと翳りある緩徐楽章、勿論ロマン派のもの。
第三・第四楽章はともにスピードがある明るい楽章で、第三より第四のほ
うが曲想が豊か。
「田園」のイメージだけれど・・・ ワタシはベートーヴェン以外ではヴォー
ン=ウィリアムズの素敵な素敵な第3交響曲が、真っ先に思い浮かぶ。
マルティヌーのほうは、ベートーヴェンとどう関連付けられているのかまる
でわからない。せいぜい第一楽章に田園ぽさがあるかなあという程度。
田園を気にしないで聴いた方がいい。知ってしまった以上それはむずか
しいけれど。
(2) 第一楽章からして、もう戦争は終わっている! 明るい。晴れがまし
い。だから、書き始めた時など、戦争はまだ終わってはいなかったのかも
しれないが、米国にいて、その趨勢をかなり正確に捉えられていたんでし
ょうかね。第三楽章のLargoにのみわずかに翳った感じがあるも、感傷と
いったレベル。さまざまな曲想が楽しい。
腹に一物ってことはない、けっこう脳天気・・・
 
これで1番から6番までの交響曲を聴き終った。約10年ほどの間に6曲書
いた・・・ 作風の変化はあまり感じないな。
1番と6番を足して2で割っても1番から6番までを全部足して6で割っても、
おんなじようなもので、たいして意味もなさそう。いろんな影響を受けて、
うまく自分のものにしていて、なんだか捉えにくいのだけれども、とはい
え、べースにはドボルザークヤナーチェクがしっかりいるものの、徐々
アメリカ色が濃くなり、派手になり、脳天気度も増した。もちろん難解
感はない。独学で作曲を勉強されたというが、職業作曲家の実力という
感じ。
このへんかもね、特色って。
で、通して聴いたら、なんと、1番と6番がよかった・・・。
(つまらない結論)