休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

谷川俊太郎さん

6/19(金)
朝食を準備していたら、いつも点けているNHKの「あさいち」に、谷川俊太郎
さんが出ている。こういうビッグネームでも、何かに引っかけての出演交渉で
あるはずで、その何かは、観ている中ではわからなかった。気まぐれNHK
思っただけで・・・
台所と食卓を行き来しながらちらちら見る。何歳なんだろう、元気そうに見え
る。地味なTシャツを着ていた。以下、耳に残ったことなど・・・
・日本の詩の世界のレジェンド、みたいなことを言われ、まだ生きているのに、
それはないだろう
言葉は信用できないので、疑いながら、でも一応きれいな日本語を書こうと
思っている
・もっとも、新しい言葉や変な言葉遣いは、それが生き生き使われるなら、か
まわないんじゃないか
詩はなくてもいいが、音楽はなくては困る
  (音楽は基本古典がお好き、バッハやモーツァルトなど)
・昔オーディオに凝った。基本的に「いい音」で聴きたい
・3度結婚、3度離婚、、、妻の一人佐野洋子さんからはかなりいろいろ突っ
込まれた (ようである。というのは佐野洋子の息子さんの言。)
・詩人でなければ、電気工事屋になっていたんじゃないか
・今食事は一日一回
ほかいろいろ喋らされていおられた。ちゃんと聞いていない。ちょっと残念。
エラそうにと言われそうだが、共通する考え方や我が意を得たりと思えるこ
とが上記にだっていくつも。
武満と作ったよく知られた歌がある。ぜんぜん好きじゃない。武満は、室内
楽やオケものには好きなものが多いが歌に好きなものはほぼない。歌曲に
してもポップスや映画系のものについても。詩があると詩が気になって仕方
がない。
言葉に縛られるようなのがどうも・・・ もっと‘身体的’とでもいうべき‘歌詞な
し’のほうが断然楽しめる・・・ といつもの脱線。‘言葉’で考えているんだか
ら、このウダウダはホントに無意味なんだけどね、癖だから。
で、詩は苦手だけれど、ワタシでも詩人といったらこの方の名が出て来るぐ
らいだから、いろいろ目にし、耳にしてきている。いろんなタイプの詩。
関心の広さと、気取りが少ないストレートな表現、多く冒険、時にちゃめっけ・・・
 
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昨日はウグイスの声、実は朝少し聞こえた。4日目だった。
その後聞こえてこなかった。
今日は、まだ聞こえてこない。サイナラ
 
あっ、聞こえた!(まだいとるんや)
 
おとといの夜、トルコ映画 『昔々、アナトリアで』 を観た。
長いが不思議に魅力的・・・
ミステリー仕立てではあるけれど、「ママンが死んだ・・・」みたいな世界に
迷い込む。かっと照りつける太陽はなく、卑近なはずの喜びや悲しみも、
なんとなく遠景にあって、実存。わかり合いたい、わかってほしいという切
なるものを強く宿した視線も、やがて離れて行って、暗いパントマイムへ戻
って行っちゃう・・・。
これでトルコがわかるってもんでもないけどね、景色は思い出せる。
(鑑賞記にはまた別のことをすでに書きつけている。上記は脱線的・・・)
今朝は、なんか‘詩的’やねぇ、はは。