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(シネマトゥデイ) 近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウン |
トダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男 |
が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つ |
というものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛 |
藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目 |
指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。 |
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と、これではなんにもわからないから、まあいいでしょう。 |
近未来設定のいかにもSFエンタテインメント。 |
砂漠化や食糧危機などであえぐ人類の未来がかかる宇宙行きで、何かに導かれ |
るようにワームホールを通過し、別の恒星の惑星系へプランを二つ持って向かう。 |
導いてくれる知的生命体との遭遇もありうると匂わせつつも、「2001年;宇宙の旅」 |
のようなとてつもないものということになりそうで、そこまでは話が進まないままに |
なる。 |
トウモロコシ畑から宇宙への移動が嬉しいなぁ。 |
169分もあったが、適度に省略は入れてあって、やっと169分になったという風で、 |
ダラダラ感はほとんどなく、引っ張ってくれるので、そんなに長いとは思わなかった。 |
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むずかしい理論はよくわからないところもあったけれど、最新知見も抑えた理屈に |
基づいていたそうな。その辺が巨大な製作費になった理由なのかも。 |
「ブラックホールで死んでみる」(ニール・ドグラース・タイソン)とか「重力とは何か」(大栗 |
博司)とか、このジャンルをあまり読むこともないワタシの、頭がでんぐり返りそうに |
なって読んだ本なんかとモロに重なってた。時間や空間やひかりがねじくれる。ア |
インシュタインの理論すらも。 |
ホールがチューブや穴に見えるんじゃなくて、球に見えるとか言ってた、、、 |
5次元とかも本にあったように出てきたなあ・・・ |
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げに、人類の未来は、近いものも遠いものもたいへん・・・ |
「ゼロ・グラヴィティー」の‘すぐそこ’にある怖さとはまたずいぶんと違った面白さ。 |
推薦! |
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おっと、ジマーの音楽、意外とよかったですよ。オスカーは獲れなかったが。 |
オスカーはその他音響編集・録音・美術・視覚効果など、中身に関係ないものが |
候補になり、最後の‘視覚効果’だけ受賞。
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ジェシカ・チャステインはさすがに存在感がある。M・ケインさんはお歳相応の |
役とはいえ、ちょっと痛々しい感じもした。(82歳) なにしろ長い間観てきた俳 |
優さんだからねえ。エレン・バースティンさんはどこかで見たことがあると思 |
いながら実はエンドタイトルまでわからなかった。すごいおばあちゃん(83歳) |
になられていた。そこへいくとJ・リスゴーはお歳相応なんだろうが、けっこう若 |
く見えちゃった。(70歳) M・デイモンは特別出演風。顔がまるっこいかんじだ |
ったから太っていたんだね。 |
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