休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ヒマラヤの地震から・・・

4/27(月)
・暑くなるという。26度だか27度だか、6月7月の気温らしい。
オフクロに言われ、布団を干す。
黄砂を心配していた。
ついでに自分の布団も。
植物が葉で膨れ上がり、庭の“スペース”が冬場に比べてかなり狭くなってき
ている。
夕刻、ミツバを採りに行く時、枝の間をすり抜けたり、あるいは後ずさりしたり
しなきゃならない、蜘蛛の巣をよけるのもそう・・・ 暗いとよく見えない,、巣が
顔にかかるあの感じ。
 
  PCの前で落ち着いたところだけれど、まだ午前中。
  PCの中に『SERGIO MENDES/OCEANO』をほおりこんだら、これが、外の
  明るい景色にことのほかぴったり・・・
  すぐ隣でインコ君が反応してます。
・ネパール/ヒマラヤの地震で、亡くなった人が2500人を超えたと報じている。
ああ、ネットのニュースでは「死者8000人超か」なんて出ている。
ユーラシアプレートとインドプレートのぶつかり合いで造山されたヒマラヤやカ
ラコルムだから、基本的に地震の巣窟なんだそうだが、一方では(まあ短期
的にはという意味だろう)ネパールに地震はごく少ないとも言っている。
世界遺産がガラガラ崩壊しているくらいだから、この規模の地震は相当久し
ぶりなんだな。たとえば千年とか千数百年とかの単位のものだったのかも。
耐震のための補強がされていない云々は、まあたいして意味がない。
・昨日たまたま見ていたテレビでチェルノブイリの状況が伝えられていた。
福島の10倍ほども放射能漏れを起こしたこの原発、もう事故(1986年4月26
日)を起こして29年になるも、内部の放射性物質などを回収する方法がなく、
でかいコンクリートブロック?みたいなもので、問題の大きな施設を丸ごと囲
って封印した。(石棺)  放射性物質が解けて固まっているであろう底の部
分の状態が、底からの漏洩などが、いったいどうなっているのか実は全く分
かっていないという。完全に先送り。
ところが、この封じ込めの壁が経年で傷んできて、隙間ができそうなんだか、
できているんだかなんだって。
コリャヤバイってんで、更にもっとデカいもので施設を覆ってしまうことにした
んだと。その封じ込めが完了するのが今から2年先。
1970年に突貫工事で作って創業したときにはソ連の国家事業だったが、
今やしんどいウクライナが1991年から知恵と金を絞る・・・
まさか福島の原発も石棺で覆ってしまおうなんてことにはならないだろうが、
概算にしても、チェルノブイリの10分の1の放射能漏れで、いわばお手上げ。
今回の統一地方選挙で、原発を抱える町が、おおむね(6割以上!)原発
稼働に賛成という結果が出た。
「先のことより、今の仕事だよ! だってどうやって生きていけばいいんだ!」
こんどのネパール/ヒマラヤのクラスの地震なんて、いつだって起きうる。もっ
とでかい規模になる公算のほうが大きい。
それで、またぞろ放射能漏れなんて起こしたら、それでも「今の仕事だ!」と
言った人は、まさか自分を責めこそすれ、政府を責めたりしないだろうな。
(とワタシャどこ向いて書いてんだろ。やっぱり政府だろうか。)
  ・放射性廃棄物の処理方法も決まっていない
  ・東海発電所廃炉の例:
    1998年3月に運転終了し廃止・解体作業(23年間)を開始、原子炉
    領域の解体撤去は(核燃料冷却後の2001年頃から開始?)2021年
    で完了する予定になっている
    建設当時の設計図が必要。1970年〜80年代は設計図を保管する
    義務がなかった事から資料の劣化が激しく或いは散逸して、問題に
    直結している原子炉もある
チェルノブイリも福島も、悪いほうの意味で、この限りではないわけだ。
‘小さいおうち’の設計図じゃないんだぞ。
ハァ・・・ ・・・