休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ワールズ・エンド/酔っ払いが世界を救う!』

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20150202(了)
映画『ワールズ・エンド/酔っ払いが世界を救う!』
  The World's End
  エドガー・ライト監督/サイモン・ペッグ(脚本)/ニック・フロスト/
  パディ・コンシダイン/マーティン・フリーマン/エディ・マーサン/
  ピアーズ・ブロスナン/ロザムンド・パイク/ビル・ナイ
  2013年/英映/108分/DVDレンタル
  <★★★>
(映画.com解説) 「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)、「ホット・ファズ 俺たちス
ーパーポリスメン!」(07)のエドガー・ライト監督と主演サイモン・ペッグ&ニック・
フロストのトリオが、母国イギリスを舞台に描くSFコメディ。20年前、一晩で12軒の
パブをめぐる「ゴールデン・マイル」に失敗したことが忘れられないゲイリーは、再
挑戦するために当時の仲間アンディら4人を集め、故郷ニュートンヘイブンに舞い
戻る。やがて5人は、町の人々の様子がおかしいことに気づくが、戸惑いながらも
ひたすら12軒目のパブ「ワールズ・エンド」を目指して飲み続ける。
町の人々の様子がおかしいと気付くあたりから、ギアチェンジして俄然急展開。
典型的SF(「光る眼」タイプとだけ書いておきましょう)になるんだが、少し真面目
になるくらい。基本のお笑いは、まあ無理に笑え!と押し付けるようなギャグとは
違って、パロディーと、人生の先が見えてきた人間の悲しみ(まあ、ありふれたも
の)の反動から来る無茶による笑いが中心。ギアチェンジしてドタバタ度が上が
っても、その基本線は一応変わらない。
奇妙な、なあなあ的終わり方をする。
もっともっとオバカな笑いを期待したんだが、それはまあワタシの勝手なんで、、、
サイモン・ペッグさん、ワタシなんかでもいろいろな映画で顔を見ているけれど、
 ショーン・オブ・ザ・デッド」や「宇宙人ポール」なんてオモロかったなあ。それと
お歳のわりにちょっとやつれて見えたんだけれど、、、
ロザムンド・パイクという女優さんは、グレース・ケリーとジョーン・フォンティーンを
一緒にしたような感じの女優さん。この役柄より実際は若いんじゃないか。
エディ・マーサンという男優は観てみたい映画「おみおくりの作法」で主演してい
るが、英国の名バイ・プレーヤーなんだって。
5人の男たち、アラフォーという設定らしいが、もっと上に見えた。もちろんいっこ
うに構わないんだけれど、、、あんなに飲めるもんなのかねぇ。それに、町のパブ
をビールを1杯づつちゃんと飲んですべて踏破する(もちろん歩いて)コースが観
光ガイドになっているなんて、オモロイ。当然トイレでもいろんなことが起きる。
とまあこんなもの(点数甘いかなあ)なので、、、
リメイクなどオリジナリティが不足している映画界の現状。たとえば以下のような
作品がオリジナリティ豊かで面白かったと、この映画のライト監督が2014年作品
から選んだベスト10なんだって。(順不同、▼はワタシたまたま観たもの)
 ▽「6才のボクが、大人になるまで。」(リチャード・リンクレイター監督)
 ▼「グランド・ブダペスト・ホテル」(ウェス・アンダーソン監督)
 ▽「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(アレハンドロ・ゴン
    サレス・イニャリトゥ監督)
 ▼「スノーピアサー」(ポン・ジュノ監督)
 ▽「インターステラー」(クリストファー・ノーラン監督)
 ▽「Nightcrawler」(ダン・ギルロイ監督)
 ▽「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(ジョナサン・グレイザー監督)
 ▽「LEGO(R) ムービー」(クリストファー・ミラーフィル・ロード監督)
 ▽「ウィップラッシュ(原題)」(デイミアン・チャゼル監督)
 
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