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TSUTAYAの良品発掘コーナーで。 |
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ル・アーブルの靴磨きがガブン(だったかな)からの密航者の内の少年を助け |
るというお話。コメディ系(だそうです)。 |
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例によって長回ししなくてもいいようなところも延々映す、何を凝るというわけ |
でもないのーんびりしたカメラ。ストーリーもそう、演技もそう。家の中の家財 |
道具は、貧乏だからしょうがないという以上の(よく言えば)こざっぱりさ。 |
ウーン、そうだったよな、カウリスマキって。 |
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フランス語なんで出演者はフランス人らしかったが、靴磨きの奥さんだけは、か |
なり不美人で、おそらくフランス語が喋れるフィンランド人じゃない? 他のカウ |
リスマキ作品でも見たことあるような気がする。 |
刑事が1シーンだけ携帯を使うところがあるので、製作年の少し前ぐらいであっ |
ていいんだけれど、それにしては、出て来る風景や自動車がやたら古い。ただ |
し遠景には最近の車らしい影も見えた。いったい何年ごろを想定していたんだ |
ろう。携帯さえなければ、1960~1970年くらいのイメージかな。 |
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音楽は、驚くほど中身と合っていなくて、何か出来合いのものをテキトーに使っ |
たんだよ、きっと。 |
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さまざまな虚飾やある種の技術さえも取り去ってみれば、こんなのが残りまし |
たよ、とでもいうような映画・・・、まああまり良い表現じゃありませんけど。 |
顔などの表情もうんと少ない。動きはかなりぎこちない。あるのはさびしげな目 |
つきぐらい。笑いはない、わずかな微笑みが認められる程度。もちろんこうした |
ものは意図的な‘表現’なんだろうけどね。ペーソスというようなものまで、入り |
込んでくるのを拒んでいるような気がする。とすると、こうでないと表せない「何」 |
があるんだろう・・・ |
なんぼ専門家の評価が高いと言われても、ワタシにはダメ。(ワタシが欠陥人 |
間である可能性は、、、そりゃあります。) |
ちゃんと終わりまで観ました。 |
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