休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

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20141116(了)
ダグ・ライマン監督/映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル
  EDGE OF TOMORROW 
  トム・クルーズ/エミリー・ブラント/ブレンダン・グリーソン/
  ビル・パクストン
  音楽:クリストフ・ベック
  原作:桜坂洋
  2014年/米映/113分/DVD/レンタル
  <★★★☆>

 

次はエンタテインメント。
(ネット解説から) 桜坂洋のSFライトノベルAll You Need Is Kill」(集英社)を、トム・
クルーズ主演でハリウッド実写化。「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦い
が続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返すはめになった兵士・・・ 同様
にタイムループの経験を持つ軍最強の女性兵士に訓練を施され・・・、戦いと死を
何度も繰り返し、経験を積んで戦闘技術を磨きあげていくケイジは、やがてギタイ
を滅ぼす方法の糸口をつかみはじめる・・・
何度も死を繰り返して、同じ時間を生き直すというと、ケン・グリムウッドの名作小
説「リプレイ」を想い出すが、ここでは、なんと軍隊としてモビルスーツのようなもの
を付けて侵略生物と闘うといった時代設定下でのハードSF。日本製のお話もよく
使われるようになりました。
際限なく死んでは生き直して学習していく。半端に怪我なんかしてちゃ目的を達
成できないので、そんな場合はどんどん殺してもらうってことも多く含まれる。この
ことがやっぱり面白く、そしてやっぱり、疲れないといったら嘘になる。
トム・クルーズさん、ちょっと前にもタイプは違うが、‘生きなおし’に近いちょっと捻
ったSFに出てましたよねえ。
とにかくストーリーの(=生きなおしの)テンポが速いので、疲れるが、文句を言っ
ている暇もない、逆にそれで笑いを取ってやろうとすらしているのがよろしい。
なんて、、、解説もワタシもネタバラシもいいとこ。スミマセン。
おそらく監督はかなり巧みなかた。
存外面白がられたんじゃないかと想像するが、どうだったろう。こんなタイプでは、
エラそうな賞取りは無理だけれど、これこそエンタテインメントだというエッセンス
が濃いとも言える。
不満はあっても、こういうのはアイデア勝負。楽しく観ることができたのだから評価
できると思います。邦題は本のタイトルか、なるほど。
(音楽、可もなく不可もなく。)