休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

エルガー/ヴァイオリンとピアノのための音楽

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20141014(了)
SIMONE LAMSMA Violin Recital
エルガー Edward Elgar 1857-1934/Music for Violin and Piano
①‐③ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op. 82 23:33
ロマンス Op. 1 4:29
2つの小品 Op. 13 - 第2番 Bizarrerie 2:14
3つの小品 Op. 4 - 第2番 パストゥレイユ 2:55
気まぐれな女 Op. 17 4:05
3つの小品 Op. 4 - 第3番 ヴィルレー 2:07
3つの性格的小品 Op.10 - 第1番 マズルカ(ヴァイオリンとピアノ編) 2:32
3つの小品 Op. 4 - 第1番 牧歌 2:51
夕べの歌 Op. 15, No. 1 3:57
朝の歌 Op. 15, No. 2 2:37
愛の挨拶 Op. 12 2:36
オッフェルトリウム 4:19
  (ヴァイオリン)シモーネ・ラムスマ (ピアノ)三浦友理枝
  録音:2005年10月、英、サフォーク、Potton Hall  Tot.58:17
  2006年/CD/室内楽/Naxos 8.557984/輸入/中古
  <★★★>

 

(CD帯紹介文) 知る人ぞ知る名曲というのも過去形か、登場曲のマニアックな選択
でも知られる、音大を舞台にした人気少女コミックにも取り上げられて、一躍注目度
が上がったのが、エルガーのヴァイオリン・ソナタです。この曲で味わうことのできる、
凛とした気品を湛えた憂愁美は比類のないもので、まさにエルガー以外ではありえ
ない、絶品と申せましょう。有名な「愛のあいさつ」や「気まぐれな女」も、こうして他
の作品と並べて聴いてみると、改めてエルガーらしいノーブルな美しさがたっぷり詰
まっていることに、改めて気づかされます。日蘭の若い才媛の共演による爽やかで
情熱的な演奏も、エルガー作品との相性は抜群です。
あれれ?という投稿者名だったので、これも・・・
[レビュアー: 俵孝太郎 投稿日:2009/05/15]
お目当ては、いうまでもなくオランダ生まれの新人ヴァイオリニストではなく、英国
王立音楽院の後輩をサポートしている三浦。目立たない形でリリースされただけ
にユリエ・ファンでも見落としている向きが多いと思うが、エルガーソナタはマン
ガでも有名だそうで、若い人たちには意外に知られているのかもしれない。三浦
ソナタの力わざでも、小品のやわらかい伴奏でも、安定した力量を示している。
エルガーのヴァイオリン曲ばかりという多分珍しいアルバム。
なんともロマンチックな曲ばかりなんやねえ。
その印象が全てです。
作品番号からすると、はじめのソナタ以外は、みんな初期作品。
それでもってまるでロマン派の音楽そのもの。主にはドイツ系ロマン派音楽の影響
下にあったんやろうなあ。
⑬以外は多分聴いたことのない音楽ばかりなんで、ブラインドならだれの音楽だか
きっとわからなかったに違いない。
ちょっとね、パガニーニばりの技巧を凝らしたものも入っていた。
是非聴きたいという音楽じゃないんですけど、完成度の高いちゃんと出来上がった
もの。地味!
いつどこで鳴っていてもほとんど抵抗も覚えないということでもある。