20141013(了) |
安生 正/小説『生存者ゼロ』 |
2013年1月/エンタテインメント小説/宝島社/単行本/中古 |
<★★★△> |
(カバー) 北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員 |
が無残な死体となって発見された。救助に向かった陸上自衛官三等陸佐の廻 |
田と、感染症学者の富樫博士らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられ |
た。北海道本島でも同様の事件が起こり、彼らはある法則を見出すが……。未 |
曾有の危機に立ち向かう! 壮大なスケールで「未知の恐怖」との闘いを描くパ |
ニック・スリラー。 |
第11回「このミステリーがすごい!」大賞作品。 |
中古屋でね、安かったこともあり、多分サッと読めるだろうと、つい購入。 |
‘川’シリーズの(なんて書いても誰もワカラン!)読書に割り込ませちゃった。
読み始めたら止まらなくなっちゃって。
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書いた途端ネタバレになるので、、、困ったなあ。 |
デング熱はともかく、エボラ出血熱のことが頭にあるもんだから、きっとそっちだな |
と勝手に想像しながら読み進めたところ、途中で「エ―ッ!」 |
ずばりエボラの怖さだったら、リチャード・プレストン著『ホット・ゾーン』がおすすめ。 |
もう結構前のものになったけれど、いまでもきっと恐がれる。 |
映画の「アウト・ブレイク」なんて目じゃない。(多分この映画のもとになっている。) |
話を戻しまして、ここでの時の政府がめちゃめちゃ愚かしく描かれていて、サスペ |
ンスには結果的に貢献します、ちょっと極端だと思うけどね。 |
ワタシの点数低いかもしれませんが、ページターナー、一気読み必至であること |
は確かですよ。 |
そうかあ、これで大賞賞金1200万円なんだ・・・ |
*台風19号が近づいている。 |
*ああ、通り過ぎちゃった。
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