休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

40番と5番 19号

10/13(月/体育の日)
・今日はダンジリは出ていないよう。予定通りなんだろう。
結果論だけれど、正解やったんや!
・エボラ罹患者がアメリカで出た。リベリアからやってきて死んだ男のケアを
担当していた一人だそうで、その人が触れた可能性がある人が10人ほど。
彼らはもう監視下にあるのだろうが、そんなふうに監視をしなきゃいけない人
が広がっていくのが怖いわけで・・・
・台風19号がやってきている。ここら辺に近づくのは夜かな。
もう気圧は低くないが、規模的には大きく、18号と同じように雨台風になっ
て駆け抜けていくだろう。
ただし今回はこの近畿のまんなかあたりが進路にあたりそうだということ。
たいていこの辺の雨も風も大したことはなかろうが、、、このニュース全般が
オフクロには「非日常」「事件」なのね。あるいはそのフリができる事柄・・・
 
イメージ 1
                              (雰囲気ないですねぇ)
 
・昨夜、NHK Eテレ
  モーツァルト交響曲 第40番
  チャイコフスキー交響曲 第5番
    ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、NHK交響楽団NHKホール)
先週に続いて観ることができた。なんちゅう耳たこ曲の組み合わせ。
サントリーホールではない。少々潤いのない固い音。
まず40番。
スピードかなり速め。音楽全く緩まない。重くならない。
87歳でこの若々しい、きちーっとした音楽!!!  そして明るい。‘疾駆する悲し
み’でもオーバーな表現だと思ってきたけれど、これならいい。
オケマンは、この尊敬すべき巨匠の、きっと最後に近い音楽会に関与でき
る喜びにあふれてましてね(と、これははっきり言ってタップリ嫌味も入って
ますけど)、若い指揮者や人気のない指揮者じゃ絶対にこうはいかない。
ノンビブラート奏法にけっこう近い気もした。
で、‘チャイ5’。
これもかなり速めのテンポ。
指揮者の顔にこそ表情がいろいろ出ていたが、実際の音楽には感情表現、
感傷なんかさらっとして抑制的。外連味もほとんどない。そうそう、40番と同
様、暗くないじゃん!
そのモーツアルトと同じようにきちーっと演奏されたのを、こうやって聴くと、
まあ古典的かどうかはよくわからないものの、表現を付け加えなくても、音
楽はすべて有機的に流れ、ちゃんと必要なものが沁みだしてくるという感覚
なんだよな。
オケが最上のパフォーマンスを発揮しているからこそ、でもあったと思う。
スコア上、非常に指示の多い作曲家だったんだそうな。
つまりもともとその通りに演奏すればいいように書かれていたってことになる
よね。知らなかった。
ああ、コントラバスが向かって左側に陣取ってましたね、どうでもいいけど。
来週もきっとあるんだろう、何とか観ましょう。苦手な‘ジュピター’、きっと相
当速いだろう。ブッ飛ばした'ジュピター’と‘悲愴’・・・