休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

サントラ『ワイルド・ギース』

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20141002(了)
ロイ・バッド/サントラ『ワイルド・ギース』
ROY BUDD/THE WILD GEESE Original Motion Piture Soundtrack
  ①~⑯
  ロイ・バッド指揮/ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団/
  Joan Armatrading②、Jerry & Marc Donahue⑤
  *アンドリュー・V・マクラグレン監督/リチャード・バートン/ロジャー・ムーア/
   リチャード・ハリス/ハーディー・クリューガー/フランク・フィンレイ/
   スチュアート・グレンジャー (1978年 米映?)
  2010年/CD/映画音楽/Silva Screen Records/輸入/ネット
  <★★★☆>
前々から聴きたいと思っていたロイ・バッドのサントラ、特にオーケストレーション
のもの。珍しく安いのを見つけた。
 (サントラはいけない!!! 買い占めて高く売るという悪習慣がはびこっている。は
 じめ数千円しているのはしょうがないが、これを買い占めたやつらが付ける値
 段は、なんと1万、2万、3万、甚だしきは10万に近い物まである。他のジャン
 ルでもある事態なのかな。全くげっそり。)
「GET CARTER(狙撃者)」などという非常にカッコいいジャズ系で、オーケストラ
ものといえないのは聴いたことはあった。
1978年の映画で、リマスターされたとはいえ最高の音質というわけにはいかな
かったらしい。古いサントラにありがちなタイプの音質で、ちょっと粗いけれど、車
の中やワタシの雑な再生装置では十分聞けて不満も大きくなかったです。
バッド自身の作曲したものについては、多くが威勢のいい豪快なオーケストラも
の。もちろんそれだけじゃない。とはいえ軍隊の映画だから、マーチっぽいアレ
ンジが多いのが特色。とくに後半。とにかくバッド自身のものはどれもなかなか
よかった。
もう少し良い音質だったらもっと聴きごたえがあるだろうに、と思わせるところが
間違いなくあったことは、まあしょうがない。
トータルで37分ほどと短かった。
②の歌はないほうがはるかにいい。⑤はフュージョンないしロック系
④や⑭⑮などではなぜかボロディンの「ノクターン」をアレンジして用いている。ロ
シア(ソ連)とは関係ないみたいなんだけれど、とすればずいぶんなご執心。
オーケストレーションは、そんなにきめ細かくないというか、内声部なんぞきっちり
書き込まれているわけじゃないように感じるけれど、不思議に魅力的サウンド
バッドについては『爆走!』『シーウルフ』なんていうサントラも映画音楽のサイト
で高評価なんで前々から気にしているものの、少なからず高い。
映画はマクラグレン監督というから、うんと男臭いものなんだろうな。
観たことはないと思う。
 
 
映画、観てないですな。
映画館には、(ワタシのほうは)大阪に来てからは一度も行っていない。
もっぱらDVDだったが、しばらく借りていない。
カミサンから借りてないの?と、ときどき言われることがあるが、財政状況を思う
と、どうもイケナイ。それくらいなんとでもなるのに、ケツの穴の小ささは、今や病
的・・・
もっとも、カミサンが期待しているのは映画じゃなく、あちらの面白そうなTVドラマ
のことだろうと思うけどね。
 
映画と言えば・・・
もう2週間ほども前になるけれど、オフクロが映画を観ている。
正しくはなんといったか、音楽もヒットしたあのディズニーの『アナ雪』。
場所は「教会」。礼拝のある日曜じゃなかった。
「あなた観ない?」「いいよ、勘弁してくれよ!」
で、送り迎えをした。
じいさんばあさんと孫の世代の子供たち、総勢20-30人が集まったらしい。
プロジェクターでもあったのか、広い画面だったと言っていた。
面白かったって。あの視力でどれくらい見えたのだろうかね、、、
ま、それだけの話なんだけど、ついでに言うと、その数日後だったと思う、これを
観た牧師が、こいつをキリスト教的に解釈すると、ふうな解題の文章を、A4に
4-5枚びっしり書き込んだものを、観た人に配った。ウチにも教会員がわざわ
ざ届けに来た。
オフクロが見せるので、お義理にちょっと読みかけたんだが、じき降参。
・・・てなこともありました。
映画の話題、でした。