休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

だらだらと「主題歌」のこと

10/9(木)
 
週3日の仕事に確定してみると、なんだか少ない。係が気を利かせてく
れたのがわかる。
完全に週4日ではなく、週3と週4を交互に、なんて要求はちょっとしづらい。
そりゃあどっちかだよな。
 
イメージ 1
                          (台風一過、ベランダにて)
 
遠くにクマゼミの鳴き声。元気そうな、しゃきしゃきしたものに聞こえる。
ほとんど信じられない。
10月3日と10月5日にも聞いたと書いている。
同じ個体かどうかわからない。
でも3日から9日までだと延べ7日、元気そうな声の調子からすると今日
聞こえたのは、別の個体の可能性が高い・・・
と、オレはいったい何を考えているんだ・・・
   ・何をするにも(本当に、何をするにも!!!)カミサンとオフクロの状況
    を加味して行動しないといけない。くつろいでおれる時間が少ない。
    ばかげているかも、、、
と考えている。
 
NHK-TVの‘朝ドラ’、「花子とアン」だったか、村岡花子さんの伝記のよ
うなのが終わったら、今度は、多分大正の終わりごろから昭和の始め
ごろにかけてかな、日本で初めて国産のウイスキー(ニッカやね)を作っ
てやろうと頑張る、スコットランドの嫁さんを連れ帰った若者のお話。
時間帯的に、どうしても見てしまうことになるんです、これが。
で、話はテーマソングの印象のこと。「花子とアン」のほうは今はやりとい
う感じの女声ヴォーカルで、ヴォーカリストの名も知らない。それがいっ
たい何を歌っているんだか、歌詞がところどころしかわからない。
ワタシの性向として、歌ものは概して苦手なのが多い。だいたい韻文が
苦手なもんだから、たいてい歌詞が嫌。といっても、歌詞がわかってしま
うと、詩なんていくら自由なんだからといっても、その内容が気になってし
まっていけない。
詩とメロディーが合っていなかったり、変なブレスで言葉がわかりにくくな
っていたりするんだね、きっと。
だから「花子とアン」なんて意味が取れないのだから、外国の歌と同じに、
音だけを聞いてりゃいいじゃん、てなもんですが、意味がとれそうでとれ
ない感じもまた鬱陶しい。
外国のものは翻訳が付いておればだいたいは目を通します。どういうこと
を歌っているかぐらいは知っておきたい。それに、オペラともなるとさすが
にストーリーや配役ぐらいは知りたいですから。
で、「花子とアン」については、なんじゃこりゃ・・・と素っ頓狂な感じの言葉
を切れ切れに聞いて気になった。
それが今風と言われてもなあ。
それが、今度の「マッサン」というドラマでは、中島みゆき
めったなことは言いにくい書きにくい国民的大作詞家&歌手。
昔ワタシも、キャニオン社のEPやLP、いったいどれくらいの枚数を出荷の
ために触っていたことか!
プロジェクトX’の悪口でも言おうものなら・・・
(言わでものことですがワタシ、昔っから中島の歌、苦手でして、、、)
ふだん歌詞はあえてわからぬようエエカゲンに聞いているが、中島みゆ
きの場合は、あの一種押しつげがましい、恨みがましい(スンマセン)歌い
方で、歌詞が痒いところにちゃんと手が届いていて、実によくわかる。そう
いう歌詞の作り方も昔から同じ。
(あの不思議な喋くりの印象は関係なし。)
ドラマの中身をさっと掬い上げて、さすが上手いもんです。
そしてこちらは発音もまあまあよく、何を言っているか分かる。
そのままやん。
(ただし、最後の「明日へ育ってゆく」のところは、そう歌ってる? ちょっと
違って聞こえるんやけど。)
長くなっちまいました。 休息時間、でした・・・

 
 
中島みゆき 麦の唄」
 なつかしい人々  なつかしい風景
 その総てと離れても あなたと歩きたい
 嵐吹く大地も 嵐吹く時代も
 陽射しを見上げるように あなたを見つめたい
 麦に翼はなくても  歌に翼があるのなら
 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと
 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく
 大好きな人々 大好きな明け暮れ
 新しい「大好き」を  あなたと探したい
 私たちは出会い 私たちは惑い
 いつか信じる日を経て 1本の麦になる
 空よ風よ聞かせてよ 私は誰に似てるだろう
 生まれた国 育つ国 愛する人の国
 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく 
 泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける
 「そこを超えておいで」 「くじけないでおいで」
 どんなときも届いてくる 未来の故郷から 
 麦に翼はなくても  歌に翼があるのなら
 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 
 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく
 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく