20140927(了)
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モーラン E.J.MOERAN(1894-1950)/ |
(1-7)青春の歌 Songs of Springtime(13:30) |
Seven Elizabethan poems set for Mixed Chorus |
(8-16)フィリーダとコリドン Phyllida and Corydon(27:49) |
Choral Suite for S.A.T.B. (世界初録音) |
ウォーロック Peter WARLOCK(1894-1930)/合唱作品集 |
(17)コーニッシュ・キャロル(1:05) |
(18)I saw a fair maiden(3:38) |
(19)主を賛美しよう(1:19) |
(20)フル・ハート(4:44) |
(21)リッチ・カヴェルケイド(2:55) |
(22)コルプス・クリスティ(4:51) |
(23)All the Flowers of the Spring(5:32) |
(24)As Dew in Aprylle(1:39) |
(25)ベツレヘム・ダウン(3:57) |
(26)コーニッシュ・クリスマス・キャロル(4:03) |
フィンジ・シンガーズ、ポール・スパイサー(指揮) |
録音:1992年9月、ロンドン、Gospel Oak、All Hallows Church Tot.75:52 |
1993年/CD/合唱/CHANDOS/輸入/中古(ネット) |
<★★★△> |
歌詞は分からないので、結局音を聴いているだけです。 |
少し前に‘British Folk Song’と題された、現代の作曲家の作品をNAXOSの |
アルバムで聴いたけれど、それと似たり寄ったり。(Naxos 8.573069) |
15人の作曲家の中にモーランやウォーロックも一曲づつ入っていた。 |
特に両方とも強く印象に残ったというわけでもない。 |
モーランのものは、、、オーケストラ曲になると(室内楽もそうだった)何とも言 |
えない音色や和声(勿論音楽の流れもなんだろう)が、ふるいつきたくなるよ |
うなニュアンスを醸していたけれど、こうして、多声部の合唱を聴いてみると、 |
なんだかかなり平板(~平凡)。あの楽器による雰囲気が出てこないのね。 |
つまらないと言いにくいが、それに近く、残念! |
一方、モーランのものが二曲のまとまった合唱曲であるのに対して、ウォーロ |
ックの10曲は、みな別々の曲らしいのに、タイトルから見た感じでは、全て宗 |
教的なもののよう。と、そんなことはどうでもよろしい。 |
言いたいのは、モーランと比べて、和声がうんと魅力的なこと。 |
モーランを聴いてみたいと思っていたのが、意識していなかった方がはるかに |
よかった。あの素敵な「キャプリオル組曲」の、ではなく、ウォーロックは解説 |
どおり歌の作曲家なんだな。評論家としての筆名だったんだ。36歳じゃいかに |
も夭折。 |
(追)