休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ERIC DOLPHY/OUT TO LUNCH

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20140823(土)
ERIC DOLPHY/OUT TO LUNCH
 ①HAT AND BEARD 8:22
 ②SOMETHING SWEET,SOMETHING TENDER 6:00
 ③GAZZELONI 7:18
 ④OUT TO LUNCH 12:05
 ⑤STRAIGHT UP AND DOWN 8:19
 
  フレディー・ハバード(tp)、エリック・ドルフィー(as、fl、bcl)
  ボビー・ハッチャーソン(vib)、リチャード・デイヴィス(b)
  トニー・ウィリアムズ(ds)
  録音:1964年2月、ルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオ、Englewood Clifs、
      ニュージャージー
  1999年/CD/ジャズ/BLUE NOTE/Capitol/EMI/輸入/中古
  <★★★☆>
 
駆け抜けた天才というふうに言われるドルフィー(1928-1964)の有名作。
学生時代にかなり聴かされたもので、自分から聴いたことはなかったのです
が、前記と同じでなにやらむらむらと来てゲット。
はっきり言って好きじゃなかったのに、バスクラの‘馬のいななき’等、全然抵
抗なし。
“なんということでしょう” ・・・逆に愉しいじゃないの!
いやそうなるかもと期待したんでね、駄目でガッカリすることも覚悟の上。
あのころ面白がってしっかり聴いていたやつら(先輩も後輩もいた)、はや44-
45年も前のことになるが、いい感受性しとったというか、進んどったんやなあ。
アヴァンギャルドという言い方より、現代音楽と括った方がいいみたい。
全部ドルフィーのオリジナルで、⑤も覚えているような気がするから(ホンマか
いな)、LPの両面を聴かされたんだね。あるいは曲の並び方が変わったとか。
ところで今回気が付いたことの一つに、③のタイトルがイタリア系の有名なフ
ルート奏者の名と同じであるのと、フルート演奏であるのとは関係があるんだ
ろうなということ。(この曲、演奏がまたスマートでカッコよろしい。)