休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

認知症関係の最新知見メモ

7/20(日) 補
面白そうに思えた本;
 ■「サルなりに思い出す事など」    ロバート・M・サポルスキー
                   大沢章子訳、みすず書房、3,672円
     神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々
     アフリカとの裸のつきあい
     (諧謔の世界、という感じだね。ちょっと値段が高過ぎるョ。)
 
 

7/20(日) 補
NHK-TVの認知症関係の番組。20:00~;メモ
前回はアミロイドβという言葉くらいは覚えているが、いろいろおもしろ
かったのに、ほとんど忘れてしまった。
昨日の番組も最新知見だそうで、なかなか面白かった。すぐ忘れるだ
ろうが、メモっておく。
アルツハイマー系の認知症対策
1)発症の直前食後あたり
 ①シロスタゾールという既存薬品が有効≒進行を遅らせる
    淡路島でその用途が見つけられた
    もともとは脳梗塞の再発防止用の薬
    アミロイドβ(≒老廃物)を減らしてくれる
 ②インシュリンを使う
    脳が糖尿病のような状態であることから
    鼻の穴から鼻腔内へ噴霧し、鼻腔に延びている神経に吸収させ
    海馬に作用させる
    海馬が劣化(小さくなっている?)しているのを、改善する
2)発症してしばらくたってから、、、(激しく発症中)
   ユマニチュード(の哲学)の考え方
    認知能力はいろいろと残っているもので、例えば人の感情の読み
    取りなどはその最たるもの。こういうものを刺激してあげることが
    できる。(先生はフランスのイヴ・ジネストさん)
    ○「見つめる」 少し離れたところから(正面から)徐々に近づき、
      視線を捉える。オーバーなくらいに近づいてよい。「笑顔で」!
    ○「触れる」 腕、手、肩などなど(下側からが良い)
    ○「寝たきりにしない」 歩かせたりする(複数の手が必要かも)
    ○「話しかけ続ける」
    これらにより、暴力や徘徊<行動・心理症状という>が減少する。
    主な原因が「ストレスホルモン」が分泌され過ぎであることが多い。
    (驚かせてはダメ!) (ストレスの多い方、要注意?)
    分泌され過ぎにブレーキをかける役目がやはり海馬!なのね
    やさしく触れられると<行動・心理症状>がやわらぐ。
     ・TVではびっくりするような例が示されていた。ほとんど生ける
      屍ふうな方が、1ヶ月2ヶ月経つうちに、歩いたり喋ったり、あ
      る種の意欲をし示すようになっていた。フランスの先生が相
      手でも!!!
3)発症前、つまり予防ということだが、、、実は発症の20年前から認知
  症は始まっているのだそうだ。
    喫煙者  喫煙習慣のない人の2倍~3倍の発症率
    糖尿病  糖尿病でない人の約2倍の発症率
    運動をしない人  運動をする人の約1.5倍
    高血圧や塩分の取り過ぎも影響あり。
    つまり脳卒中や心臓病などに関し、注意すべき事柄と同じ。
    ・英国では医者にインセンティヴを与えるような組織づくりが進ん
     でいる。つまり予防に関する働きかけに対して。
    ・私見だが、ストレスに曝され続けたかたもヤバいんだね。
     つまりストレスをストレスとしてもろにかぶり続けるのはマズイん
     だよ。
     年を取ってからだけの話じゃない。
     ストレスにしたまんまじゃいけないということ。
上手くまとまらなかったが、テレビのほうも何となく尻すぼみ。その最新知
見と今後という括りの締め方が妙に不十分だったのではないか。
と、これではNHKのモニターやね。
ともあれ自分との絡みだよ。ストレスを思えば、オレにも来る、来やすいっ
てこと。神も仏もないし・・・
 

 

7/22(火) 補
 ■ジェームズ・ガーナーさん(米俳優)亡くなった。(7/20、86歳)
     そんなに追いかけて観たわけではないが、なぜかものすごく強い
     印象が残っている。ワタシにはやっぱりテレビのほうかな。
     こずるさもあるがホンワカ、ノホホンとした人のいいイメージというと
     ありきたりだけれど、何をやってもジャームズ・ガーナーなわけで、
     まあタイプとしては古い‘スター’だったと思う。アメリカ人のキャラ
     の典型の一つでもあったのではないか。

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