休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

A Collection of British Folk Songs

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20140531(了)
海の夜明け~英国民謡のコレクション
DOWN BY THE SEA ――A Collection of British Folk Songs
①マクミラン(1959-):
    娘さん、私を愛してくれますか?
②キャンプキン(1984-):
    恋する男と彼の彼女
③ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):
    5つのイギリス民謡 ― 第1番 黒い目の船乗り
④ビングハム(1952-):
    孤児院の少女
ウォーロック(1894-1930):
    ヤーマスの祭り
⑥ダッガン(1963-):
    月の彼方に
⑦グレインジャー(1882-1961):
    北方の歌―第14番 わが黒髪の乙女
⑧キャンベル(1983-):
    吹け、南風よ
ホルスト(1874-1934):
    12のウェールズ民謡―第4番 目覚めよ、目覚めよ
⑩ビルト(1939-):
    おお、緑の葉の間で
⑪ターンブル(1975-):
    スカイ島
⑫バーク(1988-):
    ごきげんよう
⑬アンドリュー(1978-):
    全てのものは静けさの中に
⑭ベアストー(1874-1946):
    かしわととねりこの木
⑮モーラン(1894-1950):
    水夫と若いナンシー
    ブロッサム・ストリート/指揮:ヒラリー・キャンベル
    録音:2012年11月、UK、ロンドン、ノーブリー、聖フィリップ教会
    Tot.55:08 (②④⑥⑧⑪⑫⑬世界初録音)
    2013年/CD/フォークソング(クラシック系)/合唱/NAXOS/輸入(ネット)
    <★★★★>
(CD帯紹介文) 普段は超絶難解な響きを愛するマクミランでさえ、ここ
ではひたすら静謐なハーモニーを追求しているのには驚くばかり。それ
ほどまでに「英国民謡」は人々の心を捉えているのでしょうか。15人の
近現代作曲家たちによる各々の曲は、どれもが個性的でふくよかな表
情を見せています。ヴォーン=ウィリアムズ、グレインジャー、ホルスト
ウォーロックと言った前世紀の作曲家たちの端正なハーモニーに比べ、
現代に生きる作曲家たちの作品はモダンな音に彩られていますが、や
はり根底に流れるのは民俗意識であり、脈々と受け継がれたイングラ
ンド、スコットランドウェールズ北アイルランドの伝統でしょう。ここで
豊かな合唱を披露している「プロッサム・ストリート」はヨーク大学の学
生メンバーを主とする聖歌隊です。2003年に結成され、テレビやラジオ
などで幅広く活躍、クリスマスや国の行事にはひっぱりだこになるほど
の人気を誇っています。そんな彼らのクリスマス・ソング集(8.572868)も
オススメします。
とまあお薦めされてしまってます。この紹介文で買い込んだわけです。
「マクミランでさえ」てのが効いた。それに最後にモーランのも一曲入っ
ているし・・・
で、もうこれ以上要らない。と書きつつ・・・
民謡と訳すと古いものを連想するが、これは「FOLK SONG」で、フォー
ク・ソングはいまでもどんどん生み出されるんやね。
郷土愛や世俗の情感を、合唱で最高に美しく・・・
古色蒼然としたものはなく、かといって若い作曲家でも尖がった感じは
ない。マクミラン、ターンブル、アンドリューなどにちょっとだけ。
   (気持ちがガサついていなきゃ、もっと楽しめるのかもしれない・・・
    なんて言っちゃイケナイですね)
ことごとく、優しい音楽たちです。