休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ルトスワフスキ/管弦楽曲集 第5集

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20140515(了)
ルトスワフスキ管弦楽曲集 第5集
(1913-1994)
(1)管弦楽のための協奏曲(1950-54)  29:23
    ①イントラーダ 7:15 ②夜の奇想曲とアリオーソ 5:49
    ③パッサカリアトッカータ・コラール 16:15
(2)アンリ=ミショーの3つの詩(1965)  21:34
    ④思索 7:04 ⑤不幸中の安らぎ 6:39 ⑥大いなる戦 7:46 
(3)ミ・パルティ管弦楽のための)⑦(1975-6)  14:27
(4)弦楽のための序曲(1949) 5:19
   アントニ・ヴィト指揮/ポーランド国立放送交響楽団
   (2)アンナ・ショスタク指揮/カメラータ・シレジア
   録音:1996年9月・12月/1997年1月/カトヴィツェ Tot.70:52
   1998年/CD/現代/管弦楽+合唱/NAXOS/ネット(中古)
   <★★★★>

(帯惹句) 桁外れの集中力と表現力で発売の度に驚かされるポーランド
演奏家によるルトスワフスキ、今回は20世紀管弦楽曲の古典的名曲「管弦
楽のための協奏曲」がメインです。なぜ古典か、それは理屈なく誰の耳にも
訴えるからです。全曲のフィナーレの高揚などは、近現代管弦楽曲ファンな
ら知らないと損。そして古典には冒険を合わせます。数少ない合唱付き管
弦楽曲は、幻想派の詩人・画家ミショーを素材にシュールに迫ります。ここ
では合唱団の演技力が非常に優秀で高得点。「ミ・パルティ」と「弦楽のた
めの序曲」も音楽の展開や音響の変化に耳は釘付けになります。
管弦楽集、第5集まで来た。
(1) 有名曲。色彩感すごく、曲想のワクワク感、かなりの緊張感など、血が
騒ぐ。わけの分からなさもない。いやむしろ通俗っぽさがしっかりあるのが
人気につながっているんだろうな。映画音楽の雄、ジョン・ウィリアムズも、
このあたりを参考にしているんじゃないかと思えるようなところも。それから
御本家バルトークっぽいところもあるんやねえ。
(2) リゲティの“レクイエム”みたいなサウンドも少々。④と⑥あたりで、.あく
まで少々。リゲティの作品年を調べたら、同じ1965年。声の重なり合いかた。
ピアノや木琴が入ったりすると似ても似つかん。
(3)しめやかな出だしや中間の輝かしい金管がたいそう魅力的。聴きやす
い。逆に斬新さや尖がった感じはない。その後の弦等、やはり音の重なり
合い方が魅力。
(4)バルトークが頭に残っているせいか、これはその“弦楽のためのディヴ
ェルティメント”を連想。
 
 
‘自然体’で音楽を聴けているかというと、大いに怪しい日々です。
決して忙しくしているわけではないのですが・・・疲れが溜まってきてます。