ｻｲﾗｽ・ﾁｪｽﾅｯﾄ・ﾄﾘｵ/ｱﾅｻﾞｰ・ﾃﾞｨﾚｸｼｮﾝ

20140403（了）

アナザー・ディレクション／サイラス・チェスナット・トリオ

ANOTHER DIRECTION　　CYRUS CHESTNUT TRIO

①Revol（C・Chestnut）　4：36

②For All We Know（S・M・Lewis）　6：40

③Duke Medley（Ellington）　6：02

（ﾄﾞﾝﾄ・ｹﾞｯﾄ・ｱﾗｳﾝﾄﾞ・ﾏｯﾁ・ｴﾆﾓｱ～ｱｲ・ｶﾞｯﾄ・ｲｯﾄ・ﾊﾞｯﾄﾞ～

歌を忘れて～ｽｲﾝｸﾞしなけりゃ意味ないね）

④My Funny Valentine（R・Rodgers）　6：26

⑤Blue Skies（I・Berlin）　6：26

⑥Alone Together（A・Schwartz）　6：18

⑦Alone In Love With Love（C・Chestnut）　5：10

⑧Jambalaya（C・Chestnut）　6：16

サイラス・チェスナット（p）、クリスチャン・マクブライド（b）、

カール・アレン（ds）

録音：1993年4月、NY、‘ｿｰｻﾗ・ｻｳﾝﾄﾞ’ｽﾀｼﾞｵ

1993年/CD/ｼﾞｬｽﾞ/ｱﾙﾌｧﾚｺｰﾄﾞ/日本ｺﾛﾑﾋﾞｱ/邦盤/sample

＜★★★＞

もらいもののSJゴールドディスク選定盤。

これは、同じころにもらったものにベテラン連中が多い中、プレーヤーが若い！

そして相も変わらないジャズ。

よくね、進歩がないなどという人がいたもんですが、多くが他のジャンルと交わ

って面白いものを生み出したけれど、旧態依然のものもたくさん・・・

これなど、最初①は猛スピードで突っ走るので、さすが新しいと思ったら、二曲目

からはコンサバティヴな感じに戻ってしまった。

ちょっと、ピーターソンを思い浮かべた。

コロコロとよく動く指で、テクニックはすごいよう。スイング感もあって、かつきび

きびしている。

③のエリントンのメドレーやファンキーな⑤が楽しかったかな。

ただし、どちらでもベースがちょっとアルコを入れていたのが減点・・・

②④⑦のバラード系はいたってあっさりしていて、ワタシには印象薄。

ゴールドディスクは甘くない？