まだ続く。 |
昔もらったサンプル盤を紹介するなんてのは、結構厚かましいというか、恥知ら |
ずだけれど、まあ時効だと赦してください。そういや、係数人で分け合ってたなあ、 |
今思い出した。 |
久しぶりに聴きます。 |
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これもまた、バド・パウエルの影響が濃いハード・バッパー。 |
92年に一連のライブ録音をして、スタンダード物が2枚組で先に発売され、残りの |
録音からこれが発売されたらしいが、当アルバムの出る直前に急逝してしまった |
とある。帯には〈追悼盤〉の文字もある。 |
名盤の多いピアニストだけれど、日本のこのアルファ・レコードだけでも11枚の |
アルバムをものしていて、日本での人気が高かったことがよくわかる。 |
よく覗かせていただく nmzkさんのブログ(音の散歩道)でもたびたびドリューを |
取り上げてまして、お好きらしい。 |
ストレートでパッショネットだが、スロウな時はとても清潔感のあるブルージーさ。 |
日本人好みなのかもね、このタイプ。 |
実際、亡くなる前とはいえ力強く、いい雰囲気。 |
テクニックもしっかりしているが、テクニックで聴かせようという気はさらさらない。 |
ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン、、、と、さっと名前が出て来るん |
で、若い時の記憶力は普通にあったのですな、ともあれ、すっごいベース。学生 |
の頃登場したてのミロスラフ・ヴィトウスのベースをはじめて聴いたときにはベー |
スもこんなふうに弾ける人がいるんだと驚嘆したものでしたが、それよりはるかに |
ベテラン・ベーシストで、すでにこんなに舌を巻くすごさだったのですもんねえ。 |
知らんけど、きっと大きな人やね。ドラムスもなかなか挑発的で悪くないと思う。 |
一曲目でライブの激しさ、ノリノリ感がどどーっと伝わってきます。相当なテンショ |
ンの高さ! |
そして、比較的新しい録音だからか、音も大変よろしい。 |
ピアノ・トリオとしてはかなり激しいから、BGMや車中では無理だけど、、、 |
楽しんだ。 |