休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

痒み、リズム感、花見

3/31(月)
昨夜。
オフクロの新ペースメーカーの傷口(皮と骨の間の薄い肉の間に設けられたポ
ケット)に貼った蓋テープを剥がし、新しいテープを貼りなおした。
垂れた左乳房の上、10㎝ぐらいのところ。触ったのは初めてだ。いろんな場所
に入れることはできるが、ここが一番いいんだそうな。
4-5㎝四方の機械の厚みは1㎝もないのだろうが、かなり膨れて角ができて
いる。ポケットの入り口は、もう閉じてくっついてはいるものの、血が黒く乾いた
5㎜幅、5㎝ばかりの筋になっている。いわばかさぶた状態。なまなましい。
縫った糸は解けてしまったか、もう見えない。抜く必要はない。
この機械がポケットの中で、納まり悪く、動くという。特に上体をかがめた時。
動かなくなるものだろうか。
機械が小さくなったのに、ポケットの大きさは8年も前からの大きさなんだから、
隙間を埋めてくれる肉ったってないしねえ、簡単には縮まるまいよ。
それと、傷口やテープの接着部がえらく痒いらしい。
痒さはつらい!)
瞬く間に桜前線なるものが北上し、うかうかしていると散ってしまう。
とは、ワタクシメの感想ではまったくない。 そもそも‘うかうか’の感覚がほぼ
ない。梅だ、モクレンだ、桜だと、まるでそわそわするかのごとき言動のお方が
多い中、とんと興味がない。
 
若い時にはこまめなリズムに体をふるわせがちで、8拍子、16拍子、場合に寄
っては32拍子まで小刻みなものに同調(≒痙攣)する。
これが歳を取ってくると、体の中のリズム感はどんどんゆっくりしたものになっ
て行くらしい。
(年寄りの指揮者の遅いテンポを連想・・・)
ま、音楽とは違うが、とうとう一年の季節の変わり方ぐらいまで間遠なリズムに
なってしまったりするんじゃないか。
せわしない世界に変わってしまったから、そこまでは行くまいが、、、
一方、季節程度のリズム感もないワタシとは違って、オフクロは毎日まだ生き
ながらえていることが感謝の対象のようで、一日一日が大切。
これもリズムみたいなものか。
いや、明日は目が覚めないかもしれないというのは、リズムじゃない。
その感覚は少しはリアルにわかるようになってきた。
昨日は、花見をしたいと言い出した。
ウン、行ってみよう。
カミサンもその気になったし。
明日やね・・・、天候がもう一度崩れたら、散ってしまう。
コンビニで弁当とかおむすびとか、でいいよねっ。ねっ。 OK。
遠くなく、何とか車いすで楽に歩き回れるところがいい。
(そんなところ、あったっけ。)
カナリアがこのところ、テンションが高く、良く鳴く。
映像とともに録音しとかなきゃと、よく思うんだが、果たせていない。
(この準備というか、フットワークというか、その辺がワタシ全くダメ。)
先代のほうが歌は上手かった気がするが、この頃はコヤツも大分上手になっ
て、名古屋にいた時よりは格段に進歩した感じ。
今もベランダで絶好調。