休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」

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20140309(了)
スティーヴン・ソマーズ監督/
   映画『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』
   アントン・イェルチン/アディソン・ティムリン/ググ・ンバータ=ロー/
   ニコ・トルトレッラ/ウィレム・デフォー
   音楽:ジョン・スウィハート
   2013年/米映/DVD/レンタル/96分
   <★★★>
(ネット紹介) ディーン・クーンツの小説「オッド・トーマスの霊感」を基に『G.I.ジョー
シリーズなどのS・ソマーズが映画化したアクション。霊感を持つ青年オッド・トーマ
スと、町に惨劇を呼び込む悪霊ボダッハとのし烈な戦いをダイナミックに描く。主演
は、『スター・トレック』シリーズなどのアントン・イェルチン。『シャドウ・オブ・ヴァン
パイア』などのウィレム・デフォーが、主人公と協力し合う警察署長を演じる。悪霊
や超常現象などの映像を『アバター』などのVFXチームBUFが手掛けるとあり、迫
力あるビジュアルに期待。
もう読まなくなって久しいディーン・R・クーンツの原作。
ここで霊感を持つ少年が見る悪霊は、‘ほかのもの’とは違って死にまとわりつく
おぞましき霊で、これこそがこの映画の主役とも言える。このキャラというかクリー
チャーというか、これが微妙だけれども、それでもなかなかのものですよ。
これがどんどん増えてゆく怖さが、まあ、面白さなんですな。
ものすごい増え方!!! 連れて増えるのは怖さじゃなく‘おぞましさ’。
面倒なので、日本語吹き替えで観たんだけど、やたらと説明してくれるのね。あれ
原語でもそうだったんだろうか。
はじめはねえ、「シックス・センス」の男の子が大きくなったみたいやねえと、カミサ
ンと珍しく意見が一致した。いや、‘最後’まで‘そう’だったかも。
確か、TSU社でしかレンタルしていない作品と表示されていた。
 
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※かなり前からレンタルに並んでいる「CLOSER」、シリーズも6か7まで行
っている。
妹に薦められて観はじめたら(まだ2巻だけど)、これがオモロイ。
すばらしいキャリアの持ち主であるくせに、妙にせっぱつまってしまってい
る米国の女性警察官の話で、確か舞台はロサンジェルス。やや特殊な部のチーフに収まるが、古参刑事たちからの露骨な嫌がらせや過去に因縁のある上役からも抵抗の受け続け。時に間違いはするものの、理屈や読みは鋭く、何より得意なのは尋問のテクニック。最後には吐かせて終わるので‘クローザーのタイトル。
女性であるからこその面も大きいが、本人の性格もかなり変わっている。
臭くてかなわんという一歩手前のスレスレの演技が、よくこんなにシリー
ズとして続いたもの。