休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

リチャード・ストルツマン/ヴィジョンズ

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20140226(了)
 
リチャード・ストルツマン/ヴィジョンズ
  ①「ピアノ・レッスン」 4:59
     果たされない約束の予感~歯朶のベッド(M・ナイマン)
  ②「眺めのいい部屋」 3:45
     私のお父さん~歌劇「ジャンニ・スキッキ」より(プッチーニ
  ③「道」 3:32
     道(N・ロータ)
  ④「黒いオルフェ」 4:31
     黒いオルフェルイス・ボンファ
  ⑤「めぐり逢えたら」 4:28
     恋におちた時(ヴィクター・ヤング
  ⑥「雨に唄えば」 3:45
     雨に唄えばナシオ・ハーブ・ブラウン
  ⑦「最後の誘惑」 3:27
     愛に包まれて(ピーター・ガブリエル
  ⑧「ライオン・キング」 3:53
     愛を感じて(エルトン・ジョン
  ⑨「愛と哀しみの果て」 3:51
     クラリネット協奏曲K.622/第2楽章(モーツァルト
  ⑩「ソフィーの選択」 3:35
     愛のテーマ~冷酷な選択(M・ハムリッシュ)
  ⑪「ウエスト・サイド物語」 4:42
     サムホェア(L・バーンスタイン
  ⑫「スパルタカス」 4:49
     愛のテーマ(アレックス・ノース
  ⑬「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 6:12
     デボラのテーマ~やぶにらみの歌(E・モリコーネ
  ⑭「バグダッド・カフェ」 4:18
     コーリング・ユー(ボブ・テルソン)
  ⑮「シンドラーのリスト」 3:54
     シンドラーのリストのテーマ(ジョン・ウィリアムズ
  ⑯「フィラデルフィア」 2:50
     フィラデルフィアニール・ヤング
  リチャード・ストルツマン(cl)
  ジェレミー・ウォール(p、key)/エディ・ゴメス(b)/デイヴ・サミュエルズ(ビブラフォン他)/
  ジーン・バートンチーニ(g)/ロブ・マンセイ(key ⑪)/イギリス室内管弦楽団
   録音:1994年7月、ニューヨーク
   1995年/CD/器楽曲(映画音楽系)/BMGビクター/邦盤/中古
   <★★★☆>

タッシ以外ではほとんど聴いたことのないストルツマン。
ちいさいアンサンブルで、品よく、アレンジのセンスが抜群!というもの。
①⑥⑧⑭など、どちらかというと苦手な曲が、普通だったら感じる嫌味(へそ曲が
りなワタシにとっての嫌味の臭いです、あくまで)をほとんど感じないで済んだの
が、よござんした。
もともと好きなのは⑩⑫⑬あたり。⑫⑬などは大変素敵になっているものの、ま
あ、それなりでしょう、ワタシにとっちゃあ元がいいんだもの。⑬の後半がボサノ
バだなんて、ちょっと発想しなかった。
ふだんあまり気にしないというか、聴きなれた感のある③④⑤⑪あたりも生まれ
変わってます。
⑦⑯は聴いたことがないか、もう覚えちゃいない曲。
クラリネットの独壇場である寂しげでリリックな面を実に優しく丁寧に作りこんで
いると思います。(車の中ではダメでしょうネ。)
それに最初に触れたように、成功の一因は編成をでかくしなかったこと!
いいアルバムです。